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総合整体学院 整体 ビオネ 健康

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平成17年1月12日 冬季研究会
『総合整体の「気・血・動」再考』

岡田俊一 上級講師・ 若木久暉上級講師
(司会) みなさんあけましておめでとうございます。ただいまより、平成17年総合整体師会冬季研究会を行います。まず若木先生のほうからご挨拶お願いします。

若木:皆さんあけましておめでとうございます。意外に思われるかもしれませんが、この研究会をこういう形で岡田先生と一緒に、こうディスカッションするっていうのは実は初めてなんですね。色んなテーマがあって、それに対して寄るって言うことはあるんですけど、それぞれの考えとかを話するっていうのは初めてなので非常に楽しみにして頂きたいと思います。この辺に火花が散ってることもあるかもわからないですけど、そういうのを楽しみに来ていらっしゃる方もおられると思います。では、岡田先生よろしくお願いします。

岡田:おめでとうございます。学院もできてもう8年目になりますね、最初の方とかね、もうすっかりりっぱになってはるんでね、お互いにちょっと老けたかなって感じもありますが。ただこういう仕事をやる上において、自分の自己管理ということをね、しっかり考えましょう。まぁ健康が全てじゃないですけど、楽しく暮らしていけるような、そういうことを今年一年の目標にしてね、がんばっていきたいと思います。

(司会) では、今から始めていきますけど、お二人の先生が一緒に顔を合わすことっていうのは、学院の中ではほとんどないんで、今日はざっくばらんに聞きたいことを聞いて下さったら良いと思います。何かこれって決まったことじゃなくて今、自分たちが整体をしてる中での、思ってること考えてること悩んでること、整体に対して自分はこうなんですけど、どうですかっていうのも良いですし、実際に施術やってる中で、こういう症状の人にはどう形で対処をして行ったら良いかとかそういう質問でも良いので、皆さん遠慮せずに。ではその前に若木先生、岡田先生の方から今日のテーマとして、気血動についてお話して頂きます。

若木:5〜10分それぞれ、岡田先生と僕とお話させていただきます。何もないのにいきなり質問っていうのもしにくいでしょうから。一応今日のテーマは「気血動の再考」になります。それをベースにちょっとお話しさせていただきます。現在来られてる在校生の方や京都校の方は普段話してますんでちょっとダブル感じになりますが。古い方にはお話してませんから。そのことについても良いですし、また岡田先生のお話も終わったあとでも良いですし、岡田先生のお話もふまえてでも良いですし、それ以外のことでも色々質問して頂いても良いですし。ここにベッドも置いてありますので、実際に実技的なことになればそれぞれの手技っていうのを見れるかもしれません。だから話を聞きながらちょっと質問も頭に入れておいて下さい。 
大雑把に分けてですけど「動は身体、血は食事、気は心」。現実にはほんまは分けられないんですけどね。気だけで生きてるわけでもないし、動だけで生活してるわけでもないし、動と血だけで生活してるわけでもないんで。分けられるもんじゃないですけども、一応わかりやすいから便宜上こういうふうにしてるだけのことです。ここに何を入れるかはそれぞれの色んなタイプによって違ってきます。
また、よそでは例えば心食体という言い方とか。色んな言い方があります。それでもそれをバックにもっと分けようと思ったら分けることが出来ます。以前、師会で、ここにおられる方はあんまりおられなかったと思うんですけど、気血動の整体が出来てる方っていう質問があった時にわずかな人は手をあげられてたと思うんですけど。宮部さんと、あと3,4人の方だけしか手を上げてる方いらっしゃらなかった。本当は心の中では出来てると思っていてもつい恥ずかしくて、手上げられなかったということもあったかもわかりませんが。それほどやはりトータルに、またホリスティックにやるということは非常に難しい。
だからと言って、例えば気っていう部分は、院長からの説明であると思いますけど、よく言われる平穏な心とですね、正しい食生活と適度な運動と、というようなことをよく言います。でもそれはその中の一つにすぎない。それが10点満点10点満点、10点満点でこのまるいマークになるんですが、なってれば、一応健康ということ。だけどそんな人まずいない。今日生まれたての赤ん坊ですら、お腹の中にいる時から悪い。ここがダウンする。で、その弱ったとこがある限界を超えた時、その限界っていうのがどれくらいあるのかわからないけど。0が死で10が頂点やとしたら普通の人はたいがいこの辺りで生活している。
よく言うんですけど、スポーツトレーナーとかの場合ですね、病気した、スポーツ出来るようなプロ選手なんかやってる人っていうのは、その人がダウンした場合、この辺にいてはる人です、もともと。この人らを治すのと、色々健康法的なものとか、トレーナー的なものと病人を治すのはまた違ってきます。普通に健康であって、ちょっと落ちてる時に、癒し系っていうのもこの辺ですよね。病気の人をやる、治療、ここにいる人をここにもちあげるのとはまた違いますから。どれが良い悪いじゃなくて、それぞれのやりかたがある。
自分がどういうスタンスでやってるのか、またその来られたお客さんがどういうタイプなのか。そのことをふまえないとダメです。ただちょっと楽になりたいねん、その楽になりたいねんの中に、大きく分けたら、たとえば身体がだるくて動かせないとか、どっか痛いとかいう場合でも、ほんまに、運動器に実際O脚であるとかX脚で悪いのか、構造的に悪いのか、内臓のほうが悪いからそれが出来ないのかとか、ほんまは、両方調べたけど、何も異常ないけど、単に精神的に落ち込んでたりして悪いのか。みなさんでもここ来るのに今日楽しみに来られた方、引っ張ってこられた方。
自分で今日聞きたいなあと思ってきた人は、足取り軽く来られたはずなんです。だけど参加しなしゃあないし、とか理事やし来なしゃあないしとか言う気持ちの方は、ひょっとしたら、こっちとこっちが満点であったしても、これが落ち込んでるためになんか足取りが重くなってる。筋肉が瞬間に変化するわけじゃないですね、減るわけじゃない。けどもこのように影響しているってことです。どの部分にアプローチするかっていうことですけども、例えば心理療法をする人やったら、こっちだけでやるかもしれない。
食事療法だけ、断食療法など、健康食品を扱う人やったらここだけでアプローチしようとする。古いタイプの整体師、今でもいます。身体だけ治しゃ治るんやみたいな人はまだまだたくさんいる。みなさん整体師です。でも認定証には整体師とは書いてないですね。総合健康指導師と書いてあるんです。なのに、ほとんどの人が肩こりほぐししてるよね。クィックやらそういうの。それはここしか狙ってない。でもたかが肩こりであっても、その肩こりが心理的な面から来てるのかどうか。
これだけってことはないんですよ。全部関係しますよ、関係しますけども、部分部分やるかそのために色んなことお教えして来たと思う。例えば食事療法とか、血をきれいにする、うちの院長からしたら「ビオネ飲む」、こういう面からアプローチするのか、それはわかりません。一生懸命精一杯、いろんなもん、良いっていう事、整体をいろんなこと、うちの学校のやり方だけじゃなく、色んなこと学んでやったのに良くならない。ひょっとしたらこっちが悪いのかもしれない。
こっちを一生懸命ビオネAを大量に飲んで、玄米菜食して、血液がサラサラになるといわれるものを飲んでも良くならないとしたら、ひょっとしたら、こっちが悪いのかこっちが悪いのかもわかりません。これらのものが総合的にからんでいます。例えばカウンセリング習わないとこれが出来ないかっていうとそうじゃない。ビオネ飲まないと治らない。飲んだ方が良いだけです。そらわかりません。総合的にバランス良く出来た方が無難なんです。総合的にやってたほうが、整体を毎日続けないとあかんか。
例えばものすごく精神的なトレーニングせなあかんとか、ここが一番難しいと思いますよ。心の問題っていうのは最も難しいと思います。けどもなかなかこれうまく出来ません。それはやらないと出来ないんじゃなくて、例えば同じ整体をするにしても、もしも心理的なものがあれば、まず頭脳ですから首のこり、みなさんも身体楽にしてもうたら、気が楽になる。精神的に、あぁリラックスしたという気持ちになるでしょ。この時当然アップする。カウンセリングのテクニックも、その人の気持ちになってしゃべるテクニックとか具体的にありますよ色々。
こっちだけでこれが治ってしまうこともあります。血液がきれいになって、サラサラになって。それがちゃんと脳に運ばれて、その人の気持ちが、エネルギーが高まるから、その状態で同じような例えばトラブルがあったとしても、そういう状態でそれに取り組む時って言うのはあまりストレスの度合いは少ない。眠たい時イライラする。お腹減ってる時に、腹が減っては戦は出来ないとか、食い物のうらみは恐ろしいって言いますけど、でもお腹が減ってる時っていうのはこっちがダウンしてますから当然イライラします。その時にはなんか落ち着きがなくなったりします。
そん時にここばっかり狙ったらだめですよ、食べさせてあげたら良い。でもこの時にただ食べさせたげたら良いのかっていうと、そこはさらに深く掘り下げていって、どういうものを食べるのか量の問題も色々あります。その時に始めてわかります。何をもってくるかっていうことを考えないと。基礎的なものをわかってないと、どうもって来て良いかわかりません。これが基本的な気血動。5〜10分しかないから多分岡田先生20分くらいしゃべる。僕ですらちょっと時間足りないのにきりがないですからこのくらいにして。
それともう一つ、どこか痛いとか、痒いでもなんでも良いんですけど、しんどい時っていやですよね。例えば10痛いとします。この時の痛いっていうのは感覚です。嫌っていうのは感情です。それを総合して患者さんは痛い、つらい、痒いと訴えます。症状の中には必ず感情面があるっていうことです。これが人によっては、実際は良くなってんのに、8ぐらいまで良くなってんのに、2残ってる、こっちのほうに着目するタイプの人がいます。手技やらやって実際動かしてかなり良くなってるのにいつまででも「治らへんとか、あっち痛い」とか言う人はこっちに着目してる人です。
例をあげますと、お財布の中に1万円しかなくて、あと1週間1万円でしか生活出来ひんって思った時に、「1万円あるわ、こんだけあったらなんとかやっていけるわ」っていう受け止め方する人と、「1万円しかない、どうしよう」って、そのどうしようって思った途端に、交感神経が活発に働いて胃が痛くなってくるとか、肩にぐっと力入って、なんとかせなあかんわって気になる、実際は問題ないのに、こっちのほうに行ってしまってる。
だからこういうような人の場合、10痛い膝であれ、腰であれ内臓であれ、これを解消してあげたら良い。「大丈夫なんや、まぁええか」という気持ちになったらその途端にほとんど痛みは消えます。実際に肉体的にしろ、精神的にしろ、8割がた良くなってんのに、どうですか?って聞いた時に、「おかげさんで8も良くなりました」。仮に2しか良くなってなくても、2回目来はった時に、「おかげさんでちょっと楽になりましたよ。」って2のことに対して感謝出来るタイプの人と、「まだ痛いんです」8まで良くなってんのに「まだ痛いんです」といつまででもここに着目してる人がいます。
この場合は施術の問題じゃないです、心理的な問題です。これはどんな病気であっても必ずあります。割合はわかりません、その人によって。色んな整体法学んだり色んなことを学んで施術を一生懸命やったとする。そこで一生懸命やったとしても、これがほとんど占めてるんやから、この場合は、いつまでたっても満足しないタイプの人は良くならない。そして治療院をめぐりしはります。一生治らない。ここの部分が満足した途端にその症状が消えてしまうってことは実際に多々あります。
でも、このアプローチの仕方がたいがいの人出来ない。もし機会があればね、具体的にどういう話し方をするかとか勉強して下さい、この中にはカウンセラーの方もいらっしゃるんでそういう人もは別ですけど。カウンセラーは口八兆。口だけで治してしまう。それほどここって大きい。でも実際に精神的には楽になってるが、触ってみるとガチガチのままっていうこともあります。特にこれからの時代、手技、テクニックだけじゃないということを分かっておいた方が良いです。「物理的なテクニックやこれだけ飲んだら良いとか、この施術だけしてたら良い」っていうものではない。以上です。こんなもんにしときます。

(司会) 先に岡田先生しゃべられた方が良いですか?
岡田:そうやね
若木:まとめた方が良いね。
(司会) じゃ岡田先生お願いします。

岡田:こんにちは。私たちの学院の気血動の調和の話を若木先生の方から教えて頂いて、どういう話をされるかなぁって興味を持っていました。まぁもうずっと20年くらい前からね、一緒にやってるでね。同じところで彼が兄弟子ということで習って今、形として気血動という風に表してますけど、同じようなことを習ってきて、同じような形で進んでたんだなぁと、今また再認識させて頂ました。まぁほんとに若木先生とは話をする機械があんまりないんで、理事会とかホリスティックではお話はするんですけど、まぁ一つの学院という形の話をするのは初めてなので、楽しく思っています。若木先生が言ったことに関してはまさにその通りだと思いますので、私はちょっと違った見方でお話をさせて頂きます。
よく言われるように何か一つの頂点ってありますね、山のてっぺんがこうあって。で、ここに色々な登り口があります。Aっていう登山口を登るか、Bっていう登山口を登るか、或いはヘリコプターで行くか。これをそれぞれ色んな考え方がある、それが技法なんですね。だけどそういうのを究極したらみんな求める頂上っていうのは同じなんですね。
例えば高校出てすぐこの仕事に入ってくる人もおれば、色んな社会生活やしんどいこと経験してそんで苦労して、定年後入る方も、色んな方がおられます。やっぱり一つは入った限りはみんなこの道を目指して行きますね、頂点を。その中ではこの辺くらいかな、なんかしらんけどこの辺くらいからいっぺんに到着出来ている方もいてるかもですね。
その中でやはり一番考えていきたいことは気血動もそうなんですけれど、バランスっていうことなんですね。でここに、気、血、動。これは若木先生もおっしゃってるようにどれも全て満たしてる方はなかなかいない。だからこれをどういう風にバランスを取っていけるか。っていう風に考えて、全部を統合的に考えていくホリスティックな考え方をみなさんも学んで頂きたいんですね。
僕にしても若木先生にしても20年以上やってますので、こういうことを体験的に、或いは知識的に勉強してきて何となく?みかけてる。まだまだこれから先、ね、ここの頂点にはなかなか行ききれてない。まだもうちょっとですね。途中ですね、道の途中。その中でちょっと早い目に進んでるぼくたちがみなさんに何を伝えて行けるかっていうことが、学院の大きな目的だと思うんです。
その中で技術的なものは、ここの初級中級っていうのはスタッフの方にまかせて、もうみんなスタッフもそれぞれ長年やっておられるので彼らにまず鍛えてもらって、だから基礎的な技術は上級に上がってくる時点でかなり仕上がって来てるんですね。あとは最後、画竜点睛じゃないですけど、目の玉クリクリって塗るのを目標にしている。そういうような形でぼくらは上級を受け持たせて頂いてるわけなんです。その技術っていうのはほんまに個人に帰依していくもんですから、それぞれが例えば体格、細い女の子とかがっちりした人、大きい人、色んなタイプが同じことするのは無理なんです。
例えば僕と若木先生にしても体格も違ったら、出発点自体が違うんですね。みなさんご存知かと思いますが、若木先生は自分が病気をされて自己治癒の、自分の病気からこの道に入られたんですけれども、僕は病気は特にしてなくて、運動や体の仕組みからずっと入ってるんで、だからどっちかっていうと求め方っていうのは、道っていう形になってくるんですね。整体道っていう形の極め方。極めてはいないんですけど、極めるっていう形でここに到達したいなって。 
そういう中で若木先生も多分そうだと思うんですけど、手技をほどこして、その方が改善されていくんじゃなくて、やっぱり若木先生のところに行こう。或いは健康塾に行こう。思った時に患者さんは変わる。よく話すのは例えば、今日2時に健康塾に予約を取っています。じゃ、朝、「今日2時に健康塾やな」って思った瞬間に気っていうのが来るわけなんですね。そうしていくと、場所も時間も全て飛び越えてすでに治療っていうのが始まってる。そんな感覚で、うちに来るとか若木先生のところに行くって思いが発生した時点でもう治癒は始まってると思います。そういうのも、時間も空間も飛び越えたホリスティックなセラピーの一つやと思うんです。
なかなかみなさんが卒業する段階っていうのは、まだ技術、技の時点だと思うんですね。それからだんだん心の道へ入っていって最後は「道」っていうか、「タオ」っていうかこの部分に到達出来れば良いかなと僕は考えてるわけなんです。ただこの時に道程っていうのが色々あります。ほんとに色々なことを学んで知識を入れていく、或いは、いや、私はそんなに知識をたくさん学ぶんじゃなくて一つのことをやりたいって言う人も、もう色んな形がありますね。
或いはもう少し心理面からサポートしていきたい。そういう形で心理とか色んなもの。全然違ったことから始めはるかもわかんないけど、何か一つ一つやることによって、自分がどういう風な気づきを持ってこの道を一つ一つ登っていくか。それぞれ旅立った後っていうのはみんな違う道かもわかんない。
総合整体学院はここに総合整体学院があって出発点はみんな一緒に入って来るんだけど、だんだんだんだん分かれていって、それぞれが出た時から、それぞれの道を歩んで行かれると思います。それは全然悪いことではないと思うし、最終的に何年か経って、5年、10年経って、やっぱりみんなだいたい、知らんけどこの辺に来てたなぁってだんだん道がね、つながっていって、最後はみんなでここに行けたら良いなぁと思います。
その中でバランスっていうのが一番大切。もちろん「気血動」のバランスも大事やけども各々が、例えば気の中のバランス。食べ物の中のバランス。動作の中のバランスが大事。で、このバランスっていうのは結構わかってるようでわかってないことが多いんですね。例えば整体をやりながら自分の身体を崩していくっていうのは、これは整体をやることによって自分の取るべき体のバランスが間違ってると僕は思います。
整体をしながら身体のメカニズムからいったらバランスを取っていくことが出来ると思うんですね。バランスっていうのはこういう風にただ単に左右に同じものがあるのがバランスではなく、例えば一つの中でこういう部分とこういう部分のバランスもあるやろうし、よく言われるような大極図みたいに色々なバランス。必ずしも均等っていうようなバランスじゃなくって、不均等の均衡っていうのがあります。
だからよく背骨や骨盤を真っ直ぐにしたらそれで全てOKかっていうと全くそういうことじゃなくって、本来的にその人の持ってるいわゆる治癒力っていうのが発動できるっていうのは、必ずしもバランスが左右均等ということが必要かどうかはわかんない。それは例えば10歳の人なのか20歳、或いは40、50の人かによって、生きてきた年齢プラス今現在っていうのがかかわってくる。その方と同じ時間を共に一つの時間を共有してセッションするような、そんな存在のバランス感覚っていうんですかね、その辺のところが何かわかってきたら、若木先生が言われた気血動も踏まえて学院の趣旨としてることが、みなさんにも伝わっていくんじゃないかと思います。
だからもちろん技術は、最低限の技術は絶対必要なんですよ。ちゃんと圧が入るとか、止まってるとか。そっから先はそれぞれ自分の持ってる人間性っていうかその人の持ってる人間力っていうんですかね、その人の持っている力。よく私たちが言われたのは、「指に人格が出る」って言う風に師匠から習ってきてるんですけども、ほんとに前も言ったことあるんですけど、認定の時に受けさせて頂いても、「今日は認定やから受けるけれども、もう受けたくないなぁ」と思う人もやっぱりおったり。初級の人でへたくそやけど「何かすごく暖かいよ」っていう人もいる。
だから認定の基準っていうのは、別に認定の話じゃないけど、必ずしも完璧が通るかどうかはわからないし、まず受けて終わったあとにお金が払える気持ちになれるかどうか。ほんとに自分が「気持ち良いか」、「やさしくなれたか」っていうところをどう伝えてくれたかっていう気持ちの問題っていうのはすごく大きく僕は評価していきたいし、多分若木先生もそうやと思う。ただそれプラス技術があればそれに越したことはないんですけど。
ということでプレゼンテーションを終わりますので、あと、今若木先生のおっしゃったこと、私の言ったこと踏まえて、また全然思いつかんかったら何でもかまいませんのでなんか言ってください。あっ、すいません、また石井先生、司会お願いします。

(司会) お疲れ様でした。今、若木先生、岡田先生からお話をいただいたんですけど、今のお話に対して何か質問のある方、いらっしゃいましたら。遠慮せずに。
岡田:意見でも良いですよ。
(司会) 意見でも良いです。
若木:なかなかそうは言っても。渡辺さん、言いたそうですから。まず先手切って(笑)。
岡田:理事から(笑)
渡辺:全くそのとおりですね。
若木:さすがです。(笑)

(司会) 今、若木先生、岡田先生のお話の中で同じところに到達するというお話して頂いたんですけど、皆さんご質問がなければ、若木先生、岡田先生って、こういうところは同じやけど、ここはちょっと違うのではないかということがあれば、お互いの先生同士であります?
若木:全然ないな。
岡田:全く同じやなぁ。(笑)
若木:ただ表現がちょっと違ったり、僕が言い足りひんかったことを言うてくれはったり。そういうところが違うだけで。まるっきり一緒です。
岡田:全くコンセプト一緒やねんね。ただ当然、人が違うから性格違うから、求め方が違うっていことのが表面の現れ方やねんね。ずっと彼と付き合ってるけども、一番最初は僕は彼に技術を習った時に、もう口伝なんよね。今みたいにテキストも何もないし、僕は若木先生と違うところで、二年半くらい違う治療院に勤めとって、そこがちょっとくっと斜陽になりかけて、色々あったんですけども、よく言う名人先生のところにおったんですけども、名人先生が辞められて、なんとかこう打破しなあかんということでうちのオーナー会長とこちらの院長の共通の知り合いっていう、忰山先生っていう千島学説をずっとすすめてはる先生のコーディネートで、僕がそこのK学院に習うことになって、そこの責任者が若木先生やったんですね。
行って、とにかく19時に治療院終わって行って19:30ぐらいに着いて、とりあえず最初は受けろと言われたんですね。まず受けろということで何もさせてもらえない。ずっと寝て、ほんまに寝てたんですけどね(笑)。仕事終わってからやからね、殆ど寝ていましたけど。で、どんどんどんどん映してくれるわけやね。で、映してくれて、その中で口で言いながら、例えば背中を軽擦します、で、上から背骨をぐーっとなんたらかんたら、で、すっと入って早読み10秒とか、なんかずーっとしゃべってはるわけなんですね。一人で。それをちゃんと聞いてるんですよ、背中で。
若木:寝てたやろ。(笑)
岡田:寝ててもね、聞こえるねん。だから今でも認定寝るやろ(笑)。
若木:寝る。上手な人は寝ますね。
岡田:で、悪いとこなったら目が覚める。そういうとこ分校の人とかよくわかってると思うけども。ほんで、全然、何て言うかな、テキストも何もないから、家に帰ってずっと僕は帳面に書いていって、で自分でテキスト作ってたんですけども、まぁそういう風にしてまず受けて下さいっていうこと、で、彼が言うリズムね、止める、そんで抜くっていうリズムを身体で覚えるっていうこと。
やはり整体、その時は療術って言ってたんですけども、こういう体術は身体で覚えていくっていうことを、とにかくしみ込ませててくれはったんですね。まぁ私も本校ではなかなか出来ないけど、分校ではとにかく僕が押すっていうことを中心にしようって考えてるんです。
僕はどちらかというと、あまり社交的ではないんですね、人と話をする、ましてこういう人の前で話をするなんていうのはもともとは好きじゃなくって、今でこそなんぼでもしゃべれ言うたらしゃべりますけどね。だけど彼はすごい社交的なんやね、基本的には。知らない人ともしゃべれるというね。僕はあういう知らんところの会に行ったら全くしゃべらんと、壁の花という、壁の引っ付き虫やってるんですけども、だからあまり外に習いに行くっていうことはしなかったんですね。
で、独立、今から17年くらい前に独立した時に、受けに行った講座っていうのは2つだけなんですね。専科でもやってる、股動療法と、外気功のこの二つだけ習って、それから以降は一切僕は習ってないというか、心理学はちょっと習いに行きましたけども。若木先生は今も色んなところに勉強に行ってる。まぁよくお電話させてもらったら、奥さんが今ちょっと大阪の方に研修に行ってますとかって言う風に言われてすごいなぁと思って、外へすごく求めてそういう風に色んな技術を吸収して、だんだんだんだん彼のオリジナル作っていきはるわけやね。
僕は逆に、基本的には本やけども、本を見て自分で理解しようと思って、自分で作っていくっていう感覚なんですね。まぁ作れるかどうかはわかんないけども、その辺の求め方が違うくらいかな。ただ一番最初コンセプトっていうのはこういう話したことやから、あとは例えばここの学院にしても火曜と木曜で全然違ったコンセプトを出してるから、逆にここはダブルスクールみたいなもんでね。
で、初級中級で一つ卒業して、違う学校へ入って、お得な学校やね。そういう風に思うんですけどね。だからこの辺の登り口って言うんかな、これが違うくらいで、根本的なことはやっぱり。それは二人とも目指してるところがね、言うたら一緒やし。そんな感じやと思うんですけどね。どんなもんでしょう。

若木:そうですね、それであるがゆえに初級の方がちょっと迷うんよね。初級中級の人が上級に入ってきた時はね。岡田先生と若木先生の言うことが違うと。考えようによっては両方味わえるという利点がある。そういう風に思って頂いたら良いんじゃないかと。実際お客さんっていうのは、色々もっといっぱいいるんやからね、我々だけの考えだけじゃない。色んな人に合わす事が出来るそういう柔軟性と知恵ですね。学んだことを組み立てられる。そのまま、習ったことをそのまましか出来ないと、そこに入る人しか治せない、するとお客さんは減ります。そういう根底を学んでる場所であると。
先程の師匠なんかはほとんど何も教えないですね。以前言うたかもわかりませんが、僕は仏像彫刻の弟子入りしておりました。昔ながらの徒弟制度ですから、何も教えてもらえない。ただ師匠と一緒に寝食共にして、昔ってみんなそうでしょ。こういう技でもそうです。たいがい教えないです。同じ場にいて同じ物を食べて、同じ生活をすることによって、同じ作品が出来るようになる。あの先生の技術は好きやけど、性格好きじゃない。だから僕が嫌いやったら僕の技は盗めないです。岡田先生嫌いやったら岡田先生の技にはならないです。形だけ取ろうとしても無理です。
よく僕はさっきおっしゃったように講習行きますけど、そういう感じが見受けられる人はいます。そこのええとこだけ取ってこようという。無理ですね。やはり行った時に「この先生の言うこと信頼出来るな、この先生好きやな」と思う先生の技術は多分、皆さんの波長に合うんで、それはプラスになると思います。と言うことはですよ、自分の心が狭いと自分と合う人がどうしても少ないので、そういうタイプの人としか遊べない。っていうようになってしまいます。
でもそれが広がると、色んな人に合わせられます。従って患者さんもそうですね。こういうタイプの患者さんやったら楽やしやりやすいけども、こっちのタイプ嫌やって言うてると、やはりそのタイプの人しか来なくなってしまいますから。そういう柔軟性を持っていくっていうこと。 
何を学ばれても、その根底があればどんな技術をやっても、その底辺に、私たちのこの学校で学ばれたことをわかっていただければやっていけると思います。特にこれからの時代は。何かないでしょうか?今まで話した中で。

(司会) 何か質問ある方いらっしゃらないですか?せっかくの機会なんで。
若木:間間でちょっと質問を。
(司会) 岡田先生、若木先生のイメージっていうか、みなさんがそれぞれ二人の先生に持ってるものを、そういうものをぶつけてもらってもいい。
岡田:手挙げてるの?
(司会) 吉田さん何かあります?
吉田:関係ないんですけどソフト整体ですよね、こちら。全然関係ないんですけど。ソフト整体じゃないですか。
若木:まぁやり方としてはそうとも。
吉田:例えばジャンルで言うたら、私、人に聞かれて、整体やってるの?何の整体やってるの?って聞かれるんですよ。で、ソフト整体やってるの。で、ソフト整体ってどんな整体?って聞かれるんです。例えばカイロプラクティック系とか、操体法とか。内容聞いてたらオステオパシーかなぁとか。
若木:オステオパシーに近いとこあるね。オステオパシー習ってないからわからんけど、本やら読んだところではうちに近いなと、考え方が近いなと思う点はあります。実際同じようなことを僕らも聞かれることがあるし、家内なんかも、人に聞かれた時にどう言って良いのか。「ご主人何やってはるの?」って言うた時に、何て言うたら良いの?って言うてはる(笑)
岡田:魔術師(笑)。
若木:世間の認識が間違ってる。何で「何々流」でないとあかんのか。自分の名前作ったらいいって僕いつも言うてます、生徒さんに。自分流の名前付けて自分が師匠でもかまわないわけですよね。
吉田:何か基になってる、ここがベースになってますよ、とかは敢えて別にないんですか?
若木:指使いは「血液循環療法」やね。僕と岡田先生が行ってたところの師匠がそうやったから。脊椎矯正リンパ血液循環療法という、垂直圧で静止してパッと離すというやり方は独特です。たいがいそういうやり方はしないと思います。で、クィックのお店とか行った生徒さんが「ゆっくり離す」って言われるということをよく言いますね。ぐーっと押してぐーっと離す言われることを。そこが圧倒的な違いです、指使いは。
吉田:リンパ血液循環療法?
若木:脊椎矯正リンパ血液循環療法。
吉田:脊椎・・?
若木:やってること全部名前になってる。でもそれではないんですよ。それプラスオリジナルになってますけど。
岡田:昔は名前は長いが、効き目は早い言うてな、よう言うとった(笑)。
じゃその点僕の方から説明、説明って変な言い方やけど。もちろん私たちがこう習ってる、今言ったような、脊椎矯正リンパ血液循環療法って言って、元々は血液循環療法っていう、明治の終わりから昭和にかけての、小山善太郎先生っていう先生のながれなんで、ほんとに手技自体は由緒正しいもんなんですね。ただ今、血液循環療法っていうのは他に学校があるし、継承者がいてるんで、敢えて名前を使ってないし、使う必要もないんで。
ただ吉田さんがおっしゃってるように、ベースになってるのはそれなんですね。それで基本的に何がベースかっていうたら押し方なんですね。「すっと押して静止圧で維持してポンッて抜いて」っていうのは、基本的にあれやけども、そっから先って言うのは、この学校出来る時に一応、コースを編纂したのは、僕で基本的には若木先生に習ったやつをベースにしてますけどそれに。それまで僕がやってきた中で、身体均整法っていうのがあってね、これは日本ではオステオパシーになってるんやけども、ただA.T.スティルが言うオステオパシーとは少し違うんやけども、身体均整法っていうのがあるんですね。そこで少しオステオパシーを習って、であと操体とかカイロとか、その辺ずっと、前の治療院で習ったこと等を、解釈して入れてるので、だから今、みなさんがされてるのはほんとに学院のオリジナルと思ってもらっていいです。
で、ソフト整体っていうのはいわゆる広告とかする時に、ボキボキするっていうのがみんな嫌がる人が多いんで、いや、だからソフトだよっていことで、だから本来は押し方っていうのは血液循環療法っていうのは一番基になったもので、それでただ何でもそうやけども、現代に合ってるようにしてます。
それとこちらのコンセプトっていうのは、これは千島学説っていう千島喜久雄先生の「気血動」っていうのを取ってます。ただよく言われるように整体っていうのは基本的には昭和の初めの野口晴哉っていう人の整体っていうのがあるんですね。で、整体って言えば外国なんかでも整体っていうのはそれで商標取ってるらしいですね。ただ野口晴哉さんっていうのは、僕もあの人に傾倒してるので確かに良いんだけど、ただ僕個人的には野口整体の中の矯正法とか技術的なものはあまり興味ないんですね。
ただあの人のいわゆる潜在意識、あの人の書物にもあるように、いわゆるユングとかフロイトの中に入ってるような潜在意識と関わっていくような人の関わり方。これはまさに若木先生や僕がやってること、あるいは黒丸先生の本に書いてある、あのやり方なんかはまさに僕は野口先生のやり方だなぁって思って、話を黒丸先生としたんですけども。
ただその中で従来の血液循環療法だけじゃなくて、まぁ少し現代にマッチした形とやはり発祥した時代と今が違うし、野口整体自体も、今伝承者っていうのは、今の現代に合わせてる。何が違うかって言ったら、いわゆる電気製品が多くなったり季節感がなくなったりとか、例えば時間的な集約っていうか短くなってますよね、移動手段にしても。それを加味した形でどんどん変わってます。
だから一つのものに固執していくのも大事だし、或いはそれを超えていくことも大事です。だから皆さんがここの手技を学んで、色々な考え方を学んで5年経ったら自分のものを作ってほしいと思うんですね。ただあんまり出てすぐに、よく言うのは2年目にみんなこう天狗になる。何か自分が施術した後に何か変化が出たら、自分が治したように思う人が多いのでその辺の、なんていうんかな、僕らもそういうのに落ちたいった時期もあるし、若木先生もあった?
若木:あります。
岡田:二人ともありますけども、ただそれを超えてね、やっぱり5年ぐらい、10年経ったら自分のもの作ってほしいなぁという気はするし。で、そういうまた色んな道に行っても、さっきも言った様に5年10年経ったらみんな最終的にこんなこと言いたかったんだなと分かって欲しいと思う。
そして一番大事なのはクライアントのために施術はあるっていうこと。だから自分が何が出来るじゃなくて、このクライアントがどうしたら楽になるかという風に、そういう風なとこに出発点がなって行けば、あとは色んな、例えば口のたつ人、気の出る人、眼力のある人、色んな方法論っていうのはあるから、やっぱり最終的にはそのクライアントのために技術を共有していけば良いん違うかなと思いますけど。そんな感じですかね。

吉田:どうもありがとうございました。
若木:質問のまとめにはなってないけど。名前はどういうのか。整体って言うのは総合的な言い方やから整体としか言いようがない。骨格いじるんで。だから骨いじらんかったら整体にはならんわな。指圧になってしまう。
岡田:だからよく言うのはね、例えば整体とかカイロの基本的な骨格や背骨の歪みから出てくる神経伝達の不成立。100%情報がいかんという形でそれを正すんだけど、私たちはそれを筋肉のほうからアプローチします。で、特殊な押圧法で、身体をゆるめると本来骨は自分の正しい位置へ戻りたい方向、戻っていく情報を持ってるんだからって、そう言ったら相手はわかったようなわからんような・・・。ま、そんな形ですね。
若木:もともと手技療法もカイロプラクティックもオステオパシーも日本語にしたら手技療法やん。ただ手技療法って言うてはるだけやで。同じことです。だからそういう風な質問する人にもうその人の性格が出てるよね。だからこう肩書きがないとこうあかんみたいなね。
吉田:でも、すごくわかりやすかったです。野口整体とかもやっぱりなんか今ブームになってるようなところもあって、やっぱりね、色々なんか、小耳にはさんだりしますけど、その良いとこ取りっていうか、こういうものがベースにあって、オリジナルでこういう方法も学びに来させて頂いてるんだなぁっていうようなすごく自覚が今沸いたのですごくありがとうございます。
岡田:良いとこ取りっていうのはちょっとニュアンスが違うけど(笑)。
若木:自分の芯ないみたい(笑)。
岡田:コンセプトはあるけどね、ただその基本があって幹になるものっていうのはやっぱり血液循環療法やと思うねんで。その中で時代に合ったもの。例えば野口整体にしても、井本整体とか、ほんであの、ヨガの、岡島瑞徳っていう人やね。あと片山洋次郎さん。その辺の人がみんな野口整体を継承してるけど、微妙にみんな自分流になってるねんね。やっぱり先生のこと立ててただその中でやはりいわゆる心の面に方向性を持ってる人と、いわゆる愉気っていう気の方に入ってる人と、心理的な方、色んな方いてはるので、ただ結局何て言うのかな、さっき若木先生の言ったように肩書きっていうか、いわゆるレッテルをはられることによって、来る人が来やすいんですね。
ぼくとこも一番最初「健康塾」ってつけたら何かわからんって。だからやっぱりSBバランス整体っていう、整体院って付けてるっていうことで、何かやっぱり来る人が来やすいですね。来はる人は整体とかね、何らかの形のあるもので治ってると思いた。何か形のあるものっていうのは、まだまだ人間っていうのは求めたいから、それを提示してあげるっていうのも見せ方の一つとして、いい事やと思うし。
だから、まず最低限ちゃんと押せて、ちゃんと手技が出来るということがベースにあって、そやなかったら、ほんとにどっちつかずになってしまうから。その辺はこれから勉強していかなきゃならないと思うんですけども。

(司会) 吉田さん良いですか?
吉田:どうもありがとうございました。
(司会) じゃ、他に何か質問はありますか?
若木:何でも良いです。
中村:腹部調整、お腹の調整。これは一応腰痛にも効果があるとお聞きしたんですが、具体的効果ですね、なぜ腰痛に影響するかというのが出来ましたら、解剖学的なコメントをまた医学的なそういう側面からそれぞれのご意見をお聞きしたいんですけども。
若木:ツボで言いますとね、胃愈とか腎愈とか色々ありますよね。と言うことは鍼灸師の人はそこに針をしたりお灸をしたりして、内臓を治すわけですよね。当然逆もしかりで内臓がかたくなってたら当然その反射点である後ろのほうっていうのはかたくなりますし、構造的に言うても、当然腹部に色んな問題がありますと硬結が出来て収縮しますから前かがみになったりします。ほんなら脊柱起立筋がひっぱられるのから凝ると。血流が悪くなるから冷える、痛くなるとかそういうなもんもあります。
だから腹部の施術はものすごく効きます。ただし基本コースでやってる時間ではだめです。30分とか40分とか場合によっては1時間ぐらい。うちの師匠は7時間くらい腹さわってました。解剖学的にはお腹押してますと、間質液が出てくるんです。周りから、内臓から間質液が出てきてもれ出してくることがわかってます。だから多分その時に内臓の中にある老廃物も一緒に滲み出てくると思うんですね。それが尿や便に排泄されるというのもある。腰痛だけじゃなくて、どんな症状でも、肩こりであっても頭痛であっても腹部は必ず重要です。ただ普通世間一般では、肩なら肩、腰なら腰、膝なら膝しかしませんので、腹部をやる時にはその辺の説明がちょっと必要かもわからないですね。

岡田:良いですか?今、若木先生から押す話しをしてもらいましたけど、僕の方からは機能解剖の面から話をします。基本的には色んな病態、症状っていうのがあるんですけど。まず一番簡単に言えることっていうのは、動作、運動痛の場合は、拮抗筋の拘縮。だから筋肉が収縮してその拮抗筋、反対側の筋肉が弛緩しなきゃならない時に上手に緩んでないですね。
例えば背中を反った時に出るような腰痛系っていうのは、腹部の前面、簡単に言えば腹直筋ですね、それと外腹斜筋、および中の腸腰筋ですね、その腹部の前面の筋肉の硬縮とか短縮があるからいわゆる痛みが発生すると考えていけるわけね。
だからよく言うのは例えばこう姿勢が悪くて座位の場合、股関節が90度に屈曲されてるのでお腹の中の腸腰筋が最短距離を取ってるわけなんですね。そのままでなかなか股関節をぐーっと伸展していくような動作がない場合っていうのは、硬縮がその人の形になってしまうので、立位で股関節が180度伸びた段階で腰椎が過度の前湾になってくるんですよね。そうすることによって、何らかの神経圧迫が起こってくると考えるので、特に背中を反った時に出るような腰痛っていうのは、腹部を調整するべきなんですね。
だからかなり深部に入れていかなあかんし、当然膝を立てて、腸腰筋を弛緩状態、中間位に持ってきて緩めた状態で深部まで入れていくということ。それとやはり、考えられる事はさっき若木先生が言ったように、硬結っていうもの。それは当然前屈後屈の運動痛じゃなくて一般的な腹痛も含めて、硬結、要するにその組織が収縮してるものをやっぱり緩めてあげる手の力、手の力っていうのは腕力、筋力じゃなしに、ま、気でもなんでもかめへんけど、そういうことによってお腹を弛ますっていうこと。
多分みなさんも経験されると思うんですけど、どちらかと言えば神経質の人っていうのはお臍の周りが固いんですよね。それよく僕らも昔先生に言われたんだけど、そこを弛めてあげる。それにはやっぱり基礎コースのあの3分ぐらいですかね、あれでは当然間に合わんし。と言って、お腹ばっかり1時間やっても、今言いはったようになかなか難しいんで、どういう風に組み入れていくかっていうことと、或いはお腹と内臓体壁反射で出てくる背中の、経穴を、僕はあんまり使わないけど押すことによって腹部も反射で弛んでいくっていうこともあるから、そういう意味でやっていかれたら良いし。
それと今よく腸セラピーとかってありますね、腸セラピーみたいにあれはかなり物理的に腸壁を刺激していくような形に見受けられるんですけども、だからどっちにしても、その人が、さっき若木先生もおっしゃったようにどの技法をやるかっていうことを、ちゃんと自分がただ単に、あやふやじゃなくて、信念持ってやられたら良いと思うし。後は自分の治療院のソフト。メニューに組み込める範囲で、中村さん自身が今後創意工夫されていかれたら良いんちゃうかなと思いますね。
中村:弛める時はイメージとしては基本的に腸を弛めるイメージで施術した方がよろしいんですか?
岡田:若木先生そういう感じ?
若木:腸というか全部やな。その裏側、特に上下触るとわかりますけども、腰痛のあるとこの上ですね、その付近に必ずあります。そこを弛める。全部緩めたら良いねんで、結局は。在校生の人もいらっしゃるんで、在校生はあまりしたらだめですけど、君らもう経験してるんで大丈夫です。掌圧は広いですね。広い範囲からだんだん表面弛めていってだんだん深く入っていって、相当深く入れます。実際は。多分見られた方はこんなに深く入れて良いのっていうぐらい深く入れますし、その場合、あまり痛みが出ないように膝曲げさしたりとか、そういう風にしていきます。どうしても痛い場合はさっき岡田先生おっしゃってた反射を狙ったり。色んな技法を使って、先にゆるめといてさらに入るようにしていきます。多分君やったら出来ると思います。
中村:内臓反射とかそういう詳しい文献とかそんなん、読めばわかりますか?
岡田:ツボの本読んだら分かるやん。
若木:ちょっと違うんやけどうちにはあるけど。ここにはないな。そんな本があると思います。僕持ってるからあると思います。
岡田:今ね、若木先生かなり深く入れるんやけど、細い人に気つけないとあかんのが、深く入れた時に、お腹の底に硬いな、硬結やなと思って一生懸命押す時にあるんやけど、それは、岬角やからね、そこに当たってるからね。だいたい横から考えたら、その人の厚み考えてみたら、前湾がひどい場合、そんな入ることないやろう、ここにお腹あるねんからもうこんだけ入れたら岬角って、ここの仙骨の頭にあるからそういう時によくやるのが、上向きに寝て下に、下に入れて上からこういう形で押していくとこの感覚を自分でこういう骨を見て何センチ数センチだっていうのをイメージをちゃんと残す。そやなかったら、ゴリゴリゴリゴリ逆に腸を押しのけてしまう場合があるからね。だから細い人はほんとにちょっと入れたらすぐカチンや。それは硬結じゃなくてほとんどが岬角やで。
若木:おへその周りが硬い人はそういう場合が多いね。
岡田:多いね。
若木:しこりじゃないから気をつけて。
岡田:通常の腰椎の前湾じゃなくものすごく過度になってる人やね、ここ、くっと背中が浮くくらいの人いうのは、ほんまにちょっと入れたら硬くなるからそれはもう骨やからね、そういうこともあるから気をつけたほうが良いと思うし。まぁ内臓体壁反射は基本的にはツボの本、まぁ少し違うけど見たらいけると思うねんけど、ただ僕はもともとそのツボっていうのはあんまり使わないし信じないって言うたら怒られるけども、この間も朝日新聞に書いてあったけど、日韓中でツボの位置が違う。
けど、よく言うんだけど、それぞれ、これでまた話長なりますけど、昔彼と同じとこにおる時に、上級の研究会ってのが毎月あってん。こうご飯食べながら。その時にお互いにこう施術をしていて、ある時に2ヶ月続けてある地方の名人の先生が講義しはって、その人たちが2ヶ月続けてたまたま婦人科の治療のツボっていうか教えてくれた、お腹の押し方を。で、その時に当然地方では名人らしいんですね。そしてそれぞれ治しはるんやけども、微妙に違うところ使いはるんよね。で、その時に僕思ったのは、ツボってあんま関係ないんやなぁ、それぞれがやっぱりその専門の自分のことを作ってしまったら良いかなあと思って、あんまりそれからツボっていうのを追わない。
今はどういうか、今って言うかそれは独立する時に考えたんやけども、よく言うんやけど、ツボを押すんじゃなくて押したところがツボになる、僕はそう思てるから。逆に言うたら、例えば武道とかしてるから、相手が居付くみたいな、そこにパンチとかくるのわかってるのに、逃げれない風になってしまうってのがあるんやけど。まぁ気が寄ってくるみたいっていうんかなぁ…、そんな形で例えば押した時にここにあったツボを間違っても、がーっとツボの方を寄せるぐらいのエネルギーていうか、それぐらいの気合いで押せばね、あんまりツボっていうのは関係ないと僕は思うけど。ちょっと体壁反射とは違うけど。あんまりツボは使わないですね。
若木:僕も基本的にツボはあんまり意識してない。実際テキストにみんな書いてますけど、結局意識するなら意識しても良いんですよ。意識したら意識したようになる。身体が作りよるから。だからないと思ってる人にはない。どっちでもええっちゅうことです。ツボをどんどん使って治したい人はいっぱいツボ覚えていっぱい人にしはったら良いし。否定してるわけではないですよ。
岡田:迷うと一番だめね。どんな療法でも。
若木:うん。

(司会) 今、実際お話があった中で、深く入れるってあったんですけど、出来れば今ここでどういう形かって見せて頂けないでしょうか。
若木:ええよ。
(司会) 誰か実験台に・・・。実験台という表現は変ですが。どなたか、受けて頂ければと思いますが、どなたか候補者はいてないですか?
若木:腰の痛い人がええんちゃうか?白岩さんなんか硬そうちゃうかな。
岡田:どんな状態かな。痛いとかないの?
白岩:ちょっと痛みあります。
若木:坐骨神経痛とかとちゃうよね。
白岩:ええ、ちゃいますけど、腰椎関節症って言われたことあります。
若木:はぁ・・・・

<実技中>
白岩さん受ける。
若木:結構やらかいな・・・
白岩:やわらかいことはやわらかいけどねぇ・・・
若木:普段どおりの施術習ってる通り軽く入れていきます。それからぐーっと深く入れていく。ただこの時にずっと押し続けると、受けてはる人は苦しいから、注意せなあかん。深く入れていく時は、面に対して少し、つきさすような感覚、広い面だと圧迫するような感覚になってしまうから。入ったところでしばらく止まります。その時にツボ、えーツボというより経絡やね。大腸系、小腸系を刺激します。
岡田:今若木先生言ったけど、硬かったらね、よく授業でも言うのは例えばお腹の硬結がある場合、第5過程の腸骨の内側の硬結をずーっと押しながらさっき言うた内臓体壁反射を使っていくんですけど、基本コースはずっとパーで押してやっていきますけど、よく言うのはパーで押しとって、特に右の下腹部に圧痛のある方いてますよね。その場合っていうのはちょっと指をぐーっと立てて小さい面積にして圧痛が変われば、ガスがたまってるってこと。簡単にいうと掌圧をしていくスピードにガスが動くスピードがまに合わんから痛い。そういう一つの判定基準が僕にはあるんやけど、実際治療する時はある程度弛んできたら、深く入れていきますね。
で、その中でよく言ってるのは硬い手にしてしまうと相手の体も硬くなってくるので、常に硬結に合わせて手が微妙に動いていく、ゆっくり探していくような形で入れていく。今やってるのはここの2点だけでやってる。だから直径2センチぐらいのとこでぐーっと入れますけど。で、白岩さん自体運動もずっとやってはったから腹筋もあるから硬いねんけど。どっちかって言うと筋肉をかき分けて入っていかなあかん、それとかなり筋肉っていうのは、その骨格筋というのは鎧にもなっていく代わりに邪魔もしてくれる。中へぐっと入っていくっていうことと、例えば腸骨の内側とか季肋部の中の方に入れていくような、入れ込んでる時に、例えば、表面の皮膚とか、そういうものが邪魔にならんようにうまいこと入れていかなだめですね。
それとあとは呼吸に合わせてやっていく。そして、ぐーっと、だいたい自分が普通やっていくのを10としたら、5ぐらいでずっと押していく、はいちょっと息はいてね。息を吸って吸う時はもう戻さずに、はい吐いて、吐きながらぐーっと少し深く入れていきます。そして息を吸った時に戻さないね、はい、息吐いて、吐く時にすーっとゆっくり、で息を吸ってね、はい息吐いてすーっと、で息を吸って、はい息吐いて、はい息吸って、でその時にすーっと浮かせていくと、さっき言うてた腹部の動脈なんかの流れが良くなるので、いわゆる血液の流れっていうのは改善していくことが出来るから。
そういう個別のテクニックもあるし、ただその個別のテクニックをする前に基本のこの動作がきちっと相手のお腹にきちっとフィットするかどうか、やわらかい形で手が入るかどうかっていうことをやって行かれたらいいし。あとはもうずーっと、その時その時によって面を小さくしたら中に入っていくし、あるいは、皮とか筋肉と分けて入れていく、あるいは骨格筋と内臓を分けて入れていく中で進めていくような状態。やっぱり指先に目をつけて、ぐーっと深―く、ま、探査機みたいな形でね、やっていかれたら良いと思います。
若木:僕も岡田先生言われたように、初心者には注意すること。真っ直ぐ、巻き込まんように。ある程度柔らかくしてから深く入れなきけんですよ。
岡田:あとはやっぱりお腹っていうのはほんと大事やと思うし、あの、お腹だけってことはないけども、お腹はやっぱり弛めたほうが良いと思います。
若木:白岩さん、どうですか、弛みました?
白岩:いやぁ、初めての感覚で。
若木:痛なかったですか?
白岩:いや、大丈夫です。
若木:腰楽になりました?
白岩:はい。
若木:言わざるをえんわな。(笑)
実際治療の場合は他のところもやって、その流れの中でやるんで、当然より効果はたくさん出ますね。
岡田:だから内臓体壁反射使うんやったら、例えば若木先生言ったみたいに、手を使ってお腹とか足とか使って、お腹っていうのは頭でわかってたらそこに行き着くまでに、例えばコースがあればそこを少し意識的にやればいい。やっぱりこう、意識をしていくっていうのはものすごく大事なことですね。自分が何をしてるか。ただ単にそこに物理的に押すんじゃなくて、押して筋肉ぐりぐりって弛めるんじゃなくて、そこに意識をもってどういう風になりたいかっていうイメージをきちっと持っていくと、そのイメージは相手に入っていくっていう、そういう施術をした方が良いと思いますけどね。
若木:あれぐらい深く入れる。
(司会) 白岩さん、腰はどうですか?
白岩:押してもらって、初めての感覚でなんか腸を直接押されてるっていう感じで。
若木:押してるねん(笑)。
白岩:今までこんなん初めてやったんで。
若木:腰は?
(司会) 腰の具合は?
白岩:軽いです。
(司会) 効果が出たようで良かった。他に今みたいな形でまぁ、自分自身が今つらいところを言ってもらっても良いですし・・・・
若木:あの、冷えの人とかも良いですね。内臓が弛むと、特に女性なんか多いけど、下半身とか全部温まってきます。
(司会) 何か今先生に、手技のこととかで聞きたいこととか、実際あの、聞きたいことを自分の身体で体験出来ますし。
若木:なかったら終わるよ(笑)
岡田:懇親会長くなる(笑)

(司会) せっかくやから。はい、増水さん。
増水:気血動を、ねさっきの。我々が施術する時にですね、特にあの、気の部分で病んでる患者さんに対してのアプローチの方法ですね、この部分が一番難しいと思うんですよ。でまぁ、僕なんかは特に、まぁアプローチの一つの方法としてはカウンセリング。それ以外も色々いっぱいあるかと思うんですけど動の中でアプローチすればある程度楽になるんではないかなと思ってるんですけど。僕は一つ思ってるのは首、この辺のすごい張ってる方なんかは二点法とかでゆるめてるんですが、両先生はどんなやり方をされてるのかお聞きしたいんですけど。
岡田:手技でってこと?
若木:カウンセリング意外で?ってこと?
増水:カウンセリング意外で。
若木:言葉以外でってことですよね。
増水:ええ。
若木:さっきもちらっと話したようにおっしゃるとおりですね。酸欠状態の血液、これ院長も話してると思うんですけど、酸欠状態の血液が脳に行ってたり、詰まってると物理的にやっぱり血液が行かないですよね。眠たくてあくびが出るっていうのは酸欠になってる状態です。あの状態でやったら正常な思考出来ませんね。心理的なん出る人って、そういう状態に物理的にはなってるってことです、脳の中が。だから首とかが楽になってくると血液が流れる。
でも、物理的にはほぐしたら良いねんけど、「血」のほうで言いますと、その血液そのものが汚れてたら、よく言われるドロドロ血液で、酸欠状態やったら、あまり改善しない。だから食事のことが必要になってくる。それと呼吸。それは動でも出来ますよね。それはアプローチとしてしますね。あとアロマとか。五感を通して色々入ってくるもの。音楽もそうかもしれないし、その人が快適と感じるものをすれば、何でも良いんですよ。その人が楽になる状態のものも、小道具として使われたら良いんじゃないですか。動と血ではね。
岡田:あの、ストレスを持ってる人っていう意味ですかね?別に気質的な統合失調症みたいじゃなくて、いわゆるストレス系?
増水:まぁちょっと鬱的な人とか、よく来るでしょ。
岡田:一つはね、何回か前の学術大会でも言ったけど、僕の場合って入り方を変えるんですね。いわゆる気の病っていうんですかね、いわゆる神経症、心身症とか、そういった人っていうのは身体に転換させていきます。身体へのシフトって言って、例えば、神経症でパニックの人にはどうしたんですか?って問診の中でこういう風に言う。クライアントが「いや電車に乗れないんです」から始まって、「いや、電車乗ろうとしたら動悸がするんですよ」っていう話になると、例えば、「あのね人間ってさ、走ったら動悸するやん」ってとこから入って、いわゆるそれは生理的な問題、要するに解剖学的な心臓の拍動が早くなるんだよって言う風にシフトするわけやね。
そうしていってその時にプラス、例えばさっきのツボじゃないけど、例えば背部の肩甲骨の内縁ですね、であの辺の心愈とか隔愈とかあの辺の硬結を見つけたら、「こんだけ硬かったらこら心臓つらいわ」っていうふうにその人の意識を引っ張ってくるとかね。こっちへ身体の方へ。そして身体なんだよっていう風にシフトさせてから、身体のアプローチをして、「こんなに弛んでるわ」っていう形でそういう風にその人に刷り込んでしまうわけやね。で、逆に今度は身体がバチバチの人っていうのは、こらストレスやなという風に例えばストレスの方にカウンセリングで持っていくとかっていう風な、僕の場合どっちかっていうとシフト、身体のシフトを起こす状態やね。
それとテクニックで言うと、第七課程の最後のこの牽引。あれはオステオパシーのクレニアルっていうテクニックやから、あれを長めにしますね。あれで牽引なしでずっとやって、自重でずっと緩んでくるまで。だから、なんでもそうやけど、例えば静止圧って何で必要かっていうと、例えばずっと押圧していくと筋肉っていうのは、押してる間っていうのは下からずーっと押し返そうとする筋反射が起こるわけなんですね。で、いわゆる固定されて静止っていう状態を作ると、下がそれ以上圧がかかってこないなあと思うと、中が弛んでくる。 
弛んでくるまでに、時間が必要やね、すぐ弛まないから。でその時間が静止圧やと思ってもらったら良いから。だからある程度弛むまでに例えばクレニアルの場合っていうのは30秒くらいは最低必要。よく言われるようなカウンターストレインていうのも90秒くらいかけていかなきゃならない。そういった時間をかけていく状態を作る。心身症、不眠、イライラっていうのは7課程で牽引なしで、そのままずーっと首を待ってます。ほんならこういう状態からかけていくと、するするっと落ってきてゴボゴボゴボって入るっていう感覚ね。授業でもやってるんだけども、そういう感覚わかっていけば、ほんとにすっとしますね。
だからやっぱり首が大事、特に胸鎖乳突筋の硬結、首から上のいろんな症状はこれが硬い状態で起こることが多い。一つはそれを弛める、まぁ横位とか色んなテクニックで弛めていけば良いし、或いはその二点法みたいなの、僕は二点法知らないからわかんないけど何らかの弛める方法があって、その弛め方は色んなことがあるけど、やることは基本的に胸鎖乳突筋、それはすごく大事やね。
特に姿勢が悪くて、やはり姿勢の問題は、整体って看板あげる以上はお話するべきですけど、首がこう前にいくと、どうしても30、40になってくると、頚椎症ですね、椎間板がちびってくる状態がある場合、ほとんど胸鎖乳突筋が短縮してるので、まずこれ弛まなかったらこっから上の症状は取られへんから、だからどちらかと言うと、ちょっとハード的な面で言うと横位で胸鎖乳突筋しっかり弛める。で、最後はソフトの方法で言えばクレニアルを長めにやるっていうのを僕はそうしますね。

(司会) 他に何かありませんか?
岡田:ちょっと良いですか?若木先生に食養を。ここは学院長に食養習いますね。それで、別に学院長の食養が悪いっていうわけじゃなくて、違う、プラスα、なんかあります? もともと食養から入ってはるんでね、すごいおもしろい経験とか持ってるんじゃないですか。なんかその辺の食に関するのはどんな風な感じなんかな。
若木:新しいの?
岡田:いや、新しくなくて良いよ。基本的な。
若木:基本的なことは、歯の数とか、授業でも話してるけれども。炭水化物特にご飯を中心にするっていうこと。まぁ普段言うてるようなことです。更に大切なことは噛むってことと温度やね。多少陰陽も入れるけど、基本は院長の考え方と一緒です。食も骨格が歪んでるのもストレスなんですよ身体はにとっては。ストレスっていうのは心の面だけじゃないですよね。内臓が本来の食べ物じゃないものが入って来たり、すごく冷たかったりすると、余計な仕事しなくちゃいけない。肝臓が分解をたくさんしなくちゃいけない。それはストレスになる。要するに空腹状態だったらイライラなんのと一緒です。
こっちで色んな仕事してんのに、その上にまたなんか考えなあかんことあったら、余計そのストレスを感じる閾値が下がってしまいますから、よりストレスになりやすい。身体の面からこれとこれを徹底してやればこっちのことをよういじらんでも、カウンセリングのテクニックが私はないんやと思っても、それだけでも十分役に立つと思いますよ。
動をしても血をしてても必ずそこに気が入ってる。ビオネでもね。院長が指導して、院長が売った人はよく治るんですよ。でもみなさんがそんな先生が言うから高いけどいっぺん使ってみようかなと思いながら使った方はあんまり効きません。こっちの部分が落ちるからです。それは施術も一緒ですよね。さっきやったような僕とか岡田先生がやってることも見よう見まねでまるっきり僕らのやってることを同じようにやったとしても、皆さんがうぅーんと思いながらやったらやっぱり効かない。また自分が自信持ってやっても相手の方が受け入れてくれない。
食事も同じことです。焼肉食べて私はこれで明日元気に働けるんだと思って食べると、それはそれなりに効きます。ただ続けたらだめ。それは気だけじゃないから。それで良いねやと言うたもやっぱりあかんもんはあかんので、基本的なことは知っとく必要があるけど。食生活っていうのは基本的なことですね。別にどうってことない。当たり前なことを当たり前なようにする。そして食べる時はおいしく。感謝して頂く。でも食べ過ぎたり冷やしたらダメやね。
外からいくら施術して血行良くしても、食べるものが冷たかったり飲むものが冷たいと、また収縮しちゃうんでやはり温かいもの食べる。当然内容もある。腐敗しないもの、これは院長もおっしゃってるように油物とか炒め物、こういうものはあまり大量に取ると良くないと思いますね、肉類も。日本人にはね。
この間「あるある大辞典」で、お肉を食べてダイエットするっていうのやってましたよね。見はった方いてる?いかにもアメリカらしい考え。アメリカ人が良いからって日本人に合うとは限らない。色んな健康情報見る時に、日本人にまたみなさんにまたその人に合うかどうかを考えてされた方が良いと思います。
岡田:若木先生が言ったように、例えば技術っていうのは言ったら何でも良いってもんやね、その人に不快を与えなかって、なんとなくリラクゼーション出来たら。ほんとに若木先生言ったように、その人が受け心を持てるかどうかっていうことなんですね。だから僕にしても若木先生にしても学院長にしてもカウンセリング、カウンセリングというか問診ですね、一番最初のファーストコンタクトをどう使うかっていうこと。そこで全部決まっちゃうって思うし。
だからその僕らの師匠が言ってたのは、お心をどう頂くかいうことで、お心を頂いたらガンも治るけども、例えばですよ、ガンも治るけども、お心頂けへんかったら肩こりも治されへんっていう、やはり一番最初のファーストコンタクト、どういう風にしていわゆるラポールを作っていくかっていうことに、僕はやっぱり一番力いれてやるし、それでやっていくと、後はもう勝手に治っていく、繋げていけばね、まぁ技術的にはちょっと違うことやるけれど。
で、僕が今若木先生に食の事を振ったのは、僕は例えば基本的には主食副食1:1。動物植物1:2、で有機酸の多いものとか、発酵食品食べてください。ってまぁ、学院長のされてる部分で指導するけど、ただもう、ほとんど今若い子ってご飯食べへん人多いんですよね。だからご飯を食べさせて行くのにどういう風なアドバイスをするかっていうこと。
僕はこうやってますっていうことを一つ言いますけど、これは専科とかでも言ってるんだけれども、とにかくなんでかって言うたら肥えたくないっていうのが一つあるんですね、女の子の場合は痩せてても。で、ご飯を目の敵にするんやけども、その分ちゃうもんいっぱい食べてる。お菓子いっぱい食べてる。お菓子食べるためにご飯抜くっていう、こんなばかなことやってるんだけど。だけどこれを「ばか」と否定も出来ない。
やはりダイエットをやる場合っていうのは必ず心理面ていう側面を考えへんかったらだめ、いわゆるダイエット自体がストレスになるわけやし、それにプラス、プラス何か言っちゃうと、鬱の人を励ますのと同じようで、絶対良いことはないわけやから、だから僕はダイエットをいう場合っていうのは、やはり生理学的な側面で、砂糖の摂りすぎっていう話をするんですね。
結局ご飯を食べないから甘いもんが欲しくなってくるわけやだから、身体の中っていうのはブドウ糖でしか頭も身体も動かないわけやから、当然それは欠乏してくると、身体が生理的に欲求するから、それにあういうお菓子、いわゆるショ糖類ですね。ショ糖、果糖っていう二糖類っていうのはすぐに分解されてブドウ糖になっていくから、すぐに身体の中では働いてくれるんだけど、すぐに働けたらすぐに消費しちゃうから、また身体が欲する。
その時にきちっと最初からお米、穀類で、いわゆる多糖類で入ってたら、分解されるのに時間がかかるからゆっくり、血糖が上がって、下がるころには次の食事が入ります。ってことを話して、とりあえず甘いものやめろとは一切言わないですね。その代わりお米食べましょ、ご飯食べましょって。だから甘いものは食べたかったら食べても良いから、その代わり、ご飯食べとったらだんだん甘いもの欲しくなくなるからねっていう話を一つするっていうことと。
それとあとは、目に見えない形で入ってる砂糖の摂りすぎ。いわゆる缶コーヒーとかジュース関係の糖質。よく言われるように例えば微糖の250ccの缶コーヒーでもだいたい50kcalとか70kcalあるねんね。ということは砂糖っていうのは炭水化物やから4kcalやから10数グラム砂糖が入ってってことになる。しかしそれを水に溶けた状態であれば意識なしなんですね。例えば喫茶店の今スティック、ほとんど3グラムになってるからあれ、3本入れるかっていう話をする。
でも本人認識していない、だからそれには10グラム砂糖が入ってるんだよっていうことを力説する。特に冷やした缶コーヒーって言うのは、冷たい時って言うのは、低い温度っていうのは甘さを感じにくいんですね。この味蕾っていうのが。だから同じ缶コーヒーでもぬくくしたらめちゃめちゃ甘ったるいけど、冷やしたら甘さを感じないっていうのは、味蕾の生理的な条件ていうか、機能やから、そういう話をしたり、とにかく認識を改めていくっていうことですね。
やっぱり僕は砂糖は基本的に悪いと思うし、何人かの神経症の人と関わって、変な話やけど、僕ところにかかってきた神経症の人っていう人の原因ていうのは、ほとんど歯医者さんなんですね、歯列矯正とか、親知らず抜くとか。歯医者さんがらみの神経症の人が僕とこは多いんですね。で、色々話をずっとカウンセリングしていくうちに、なんやいうたら歯医者さんに恨みを持ってる人が結構いてるんですね。で、歯っていうのはほんまに皆さん、なんかこう歯つめた後、ギリギリってやって、赤いのつけたのけずるみたいに、ほんまに0.1ミリ違っても違和感持ちますね。というのは、こっから上の症状っていうのは脳に近いからすぐ感じちゃうので、結構うちに来た人はたまたまやけど、歯の治療後っていうの多いんやね。んで、それはそれでそれぞれ違う方法で弛めていくんやけど、不思議と共通してるのは、皆缶コーヒー飲むねんね。一日に5本10本飲んでる。そんなんあかんやろっていうぐらい。ほんで要するに砂糖中毒になってる人が結構多かったですね。
だから僕はやっぱり食養、基本的なベースは当然学院長と同じですけど、やっぱりあと砂糖と、それとカルシウムも、摂れとは言わへんけども、なぜ減るかっていうこと。いわゆるカルシウムって言うのが、血中のカルシウム濃度っていうのが1%に維持されている、いわゆるホメオスタシスっていう恒常性維持機能で1%に維持されている。それがいわゆる砂糖摂ったり、添加物取ることによって、そこで酸性に傾こうとする時に、自分の骨を溶かして調和させていくっていうことを説明する。そんで溶骨したカルシウムっていうのは再吸収しないで、結局血管に付着して動脈硬化なんかを起こしたりする。
だから学院長がよく言われるように若い時に低血圧やったのに、何も治療してないのに大人になったら正常になったっていうのは、これはもう動脈硬化起こってると思うしその辺のことを、脅かすんじゃないけども、やっぱりこんなんですよってことを言って認識っていうのを変えていく、その時僕は砂糖とカルシウムの話をする、そしたら食に関心持ってくれるねんね。
全然関心持たない人に対して、ただ単にご飯食べなさいよとか、正しい食事しなさいよって言ってもなかなか意識っていかない時に、やっぱりその人の関心事項に対して何か振りっていうんですかね、そういうネタをね、何か持ったら良いと思います。学院長は腸内細菌持ってはるし、僕はやっぱり砂糖の話するし、何でもかまわないし、基本的には学院長の食事をベースに持っていくんだけども、そこに行くまでに耳を傾けていく題材として、何か自分の語り口っていうのを持たれたらすごくカウンセリングはやりやすいと思います。そんな語り口はどんなところの入り口で。
若木:食ですか?
岡田:そうですね、食としたら。
若木:食に関わらずやけど、今おっしゃったように、語り口ね。なんか専門的なこと、いつも言うてますけど、「つかみ」って僕は言うてますけど、その人をひきつける語り口。さっきのパニック障害の人みたいに、心理じゃなくて身体のことやってね、その人がこう、「え?」って、あっちこっち行ったらこれがだめあれがだめって言われてきた人を、別の観点から見た方法を言ってあげたり、それこそ誰でもわかりやすいような、あるある大辞典でこういうてたねっていう話でも良いんですけど、そのために周辺知識っていうのはやっぱり勉強された方が良いですね。
その人が入りやすい口、そっから入っていくと、まず信頼関係が出来やすい。そやから雑学って言うのも結構僕好きで、色んな本読んだりとかね、またそれが実際治療の役に立ったりしますので、単に治療の本だけ読むんじゃなくて。人間ていうものが好きになって、人が好きになったら色んなことに興味が出てきます。そうするとどこか焦点合わせられます。それ大切じゃないかなと思います。
岡田:クライアントと波長を合わすっていう、チューニングはすごく大事でやっぱり、ちょっとねさっき若木さん言うたように、僕はもともと人付き合いが苦手やから人に合わされへんから、それを技術で、技術ってあの整体っていう意味の技術じゃなくて、人と合わすっていう技術で、後半勉強して獲得したわけやけども、だから基本的にはものすごく好き嫌いがあるからね、あんまり狭い付き合いしかしないんだけども、患者さんは仕事やからね、なんぼでもしゃべれるから。
それは一つは演じてるわけなんですけどもね、ただその合わすってことは大事やし、やっぱりその時一番考えるのは、この人は何を欲してはるんかやね。例えば治療に来はってもほんとに痛みが取りたいのかここに来たいのか、或いは、安らぎたいのか、愚痴聞いて欲しいのか。これはその人の求めてるものを早くつかんでいくってこと。そやなかったらいつまでたってもこれ、入れ違いなったらね、全然気っていうのは合わないから。その辺のところっていうのは大事。
それと相手の予期しないとこから「ぽーんっ」と投げかけていくっていうこと。そういうところは黒丸先生の本、すごいなぁと思うのは、認めてしまういうことやね。おばあさんがめまい、耳鳴りするのはバスガイドが歩かしたからって言うって、それで「そうですよ」って、あんなん言わへん普通のドクターって。それ言っちゃうってとこが黒丸先生のすごいとこやと思うけどね。
若木:今でも
(司会) 休憩入れなくて良いですか?
岡田:あ、そうか。
若木:休憩って16時までやろ?16時半か。
ほんならちょっといるな。
(司会) 何分まで?
岡田:十分くらい。
若木:その間に質問考えててください。

【休憩】


岡田:今お手元にこれ渡してると思うんですけど、ちょっと説明しときますね。これは第一回神戸スピリチュアルコンベンションって言って、いわゆるスピリチュアル系のヒーリングとかそういう系統ですね。それのコンベンション集まりがね、展示会みたいなのがあるんですけども、で、総合整体学院としてブースを出しますので、出す言うても、クイックとかするわけじゃなくて、いわゆる私たちの考え方をしゃべるっていうことが前提なんです。
つまり学院のパンフレットとか、森下先生のパンフレットとかあるいは、師会の人のおすすめ整体院であるとかそういうのを置いて、話をして、500〜1000人くらい来るので、広報になるということで師会の方への活動の一部として、これ1800円くらいですね、入場券。興味のある方は色んな治療法とか、スピリチュアル系が多いですけどありますので、また興味ある方はということでこれ作りました。では後半へ進んでいきます、石井先生司会お願いします。

(司会) それでは今から後半を始めさせて頂きます。続きまして何か質問とかある方は、どんどん出してください。
福田:色んな患者さんが来たりとかですね、色んな人がいて、大変なこと色々あるんですけれども、長く続けて行くに関して、患者さんに対してはもちろんそうなんですが、自分の体調管理に関して、なんかそっちのほうでアドバイスありましたらちょっと教えて頂きたいんですが。
若木:そうですね。やっぱり力仕事ですし、心理面とかもありまして、しんどいのは先程岡田先生がおっしゃったように施術するのはしんどくない。それでしんどいうちは、余計な力が入ってたりとか、やり方に無駄があったりして疲れるんで、手技やってる時っていうのは疲れない。でも気を使う人っていうのは確かにありますし、で、病気の重い人って波動で言うとやっぱり部屋の中に、気の見える人はわかるんですけど、出て行くんですね。部屋を浄化しとかなあかんとかそういうのは気をつけてます。それと自分の食生活は不摂生してます。
僕は病気してこの世界入ってますのであまり身体が強くないのでね、非常に気つけないとすぐにダウンする。それだけにわかるんやけどね、早く自分のその状態に気づきやすい。だからビオネ製品もほとんどお世話になってますし、京都校の卒業生の方が多いですけど、その方に月1回受けてます。結構よそのクイック、マッサージ等も受けたりします。スーパー銭湯行くのも好きです。でも一番やっぱり良いのは、いったん仕事の事とか色んな事離れて、自分一人で好きな事が出来るっていう時が一番、癒されます。みなさんも自分が楽やと思うことをしたら良い。何でも良い。
僕は仕事は趣味です。ライフワークですから、解剖学の本読むのも色んな治療法の本読むのも、漫画読んでるのと変わらない。だから楽しいんですよ、新しい知識を得るっていうのはすごく楽しい。好きこそ物の上手なれと言いますけど、そのように見てると自分の身につきますし、全然苦痛じゃないです。ただ、だんだん歳とともに疲れやすくもなりますし、寝不足になればしんどいです。でもその時の受け止め方やね、しんどいから嫌やと、もうこんな仕事たまらんわと。毎日たくさんのお客さん来てとか、患者さん来てとか、生徒はなかなか言うこときかへんしとかね、そういう受け止め方じゃなくて、自分育ててもらってるねんなって(笑)。そういう風に受け止めてるわけですね。
岡田:僕は概念として、人の気を受けないっていう概念を持ってるから受けないです。だからどんな人来てもしんどくないです、その面に関しては。それは受けないと思ってるからね。そういう意味の気の考え方をしてるから。きれい事で言っちゃうと、やっぱりクライアントが喜んでくれる顔見るのが栄養になるっていうのは言えるけど、実際押すことはしんどくないし、やりながらストレッチするから。だから何をするかって言うたって、夜更かしはするし、睡眠時間は少ない、寝てへんしね、夜はほとんど。で、さらに悪いけど風邪薬好きやしね。めちゃめちゃ不摂生。
ただ一つ患者さんにも言うんやけど、例えば時代が違うから12時までに寝なさいっていうのは理想であって出来へん。若い人やったらなお更やと思うんやけどね、ただ感覚的に今日「おかしいな」と思ったら早く寝ます。それは自分の中で状態はわかるから無理はしない。それ以外はほとんど夜、パソコンしてるから。やり出したらすぐ時間経ってしまう。やってる人わかると思いますけど。だから睡眠時間すごく少ないですね。やっぱり歳とともにだんだんだんだん老けるスピードが速くなってきますね。
それと、趣味で仕事やってますので、こんな言い方すると怒られるかもしれんけども、やっぱり楽しくするために、じゃあどうしたら楽しいかっていうことを考えてうちはメニュー考えるんですね。だからうちO脚専門って出してるから来るのがやっぱりほとんど女の子。若い人で。男性は受けないから。女性のみやからうち、女性専科やからO脚に関してはね。だからもう3月ぐらいになったら、O脚は季節商品やから、もうじきその季節になるんやけど。だいたい9割ぐらい女の子で、ほとんど二十歳代で、平均33才ぐらいですかね、だから楽しいてしゃあない。っていう風にやっと作り上げたわけやからね、今までは、そらもう苦節10年ぐらいとかね。最初はどうしようかと思う時に、自分でどうしたら楽しいかなと考えた。
楽しいことをしたいもんね。やっぱり楽しくするためには与えられたもんじゃなくて、やっていったらじゃあ、そのために何しようってことになったら、勉強もしたいし、勉強も楽しいし、色んな情報も入れたいし。んで、だいたい来る患者さんの年齢がうちの子供とだいたい同じくらいに。今年うち成人式したんでね、同じようになってきたんで、家で話しても、例えば音楽にしてもよくわかる。だいたい若い子の聴く音楽とかわかったりとか、そんな話をしたりとかしてね。そういう情報は入れてくるし、その辺のところでとにかく楽しいことを仕事にする、いやいやしないていうことが一番の秘訣やろな。何でもそうやろけど。それしかないでしょ。
若木:嫌なこと続けてられへんもんな。
岡田:え、嫌なんですか?(笑)
福田:なんかあるんかなぁと。長いことしてはるから、なんかその思った以上に自分の健康にはこうしてるとかね、そういうのがあるんかなと思ったんですけど、・・普通なんで。
岡田:普通って、こだわらへんねん(笑)。
若木:普通以下かもわからんね。ある意味ね。患者さんに言うてるようなこと自分してへんもん(笑)。出来ひんし。
岡田:だけどね、若木先生は、ほんとに彼は住み込みの弟子やからね、ほんまに毎朝、お掃除からトイレ掃除からね、庭の水まきから、いろんなこと大変やと思うし、やっぱりそういう、学校っていうのは入ってしまうと与えられてるもの受けるだけであれば、ほんまに与えられるものしか身につかないから、よく言うんだけど今日、この授業に来て何を自分が学びたいかって言う。ちゃんと目的意識を持って行動せんかったら、ほんまにただ来てますっていう風に来るだけの生徒になってしまったら、いつの間にかハンコ終わって、じゃあ何が出来るの、になってくるからやっぱりもっと目的意識は持っていって欲しいと思う。
その為にすごい苦労もしてきた、前も二人の時に言ったことあるんやけど、昔はバイトしようかとかね、彼はバイトしたとか言うてたね、僕もロイヤルホストに面接まで行ったね。開業して三年目くらいの時。で調度そのころバブルやったね、世の中はその頃はね。だからまぁ調度その時に儲かってなかったからバブルに手出さなかった、出せなかった。そんでバブルの終わりごろにだんだんあがってきたからね良かった。
その分彼もすごい下積みしてやるし、僕も違うとこでかなりきつい先生っていうかね、違うとこにおってやってきた。その辺のところが学校というシステムの中とは、違う面で学んできた。皆さんも社会でもいろいろなこと学べはええと思う。勤めてはる人はまた違う苦労持ってると思うし、わからんけどそういうことを踏まえて。とにかく一生懸命その人のためにやって、10年がんばってくれたらあとは楽しくなるんちゃう?楽しいと思いますけどね。
若木:楽しいですよね。
岡田:楽しいですね。
若木:人に喜ばれて、お金頂いて、自分教えてもろてこんな素晴らしい仕事はないと思いますよ。仕事というより趣味。でも現実問題は、経済的な面とか、そういうのはあるよね、やっぱり結婚もされてたら色々どうやって生活していこかとかそういうこと思うと確かにしんどいかもわからない。今すごく同業者が増えてますから大変やと思います。けど楽しいよ。楽しかったら大丈夫。
岡田:具体的に言ったら、施術の中で最初、初級中級は順番覚えないといけないから、全然自分の物にならないけど、ある程度覚えて皆さんぐらいになったら、やっぱりやりながらストレッチやね。やりながらストレッチ。とりあえず使ったとこは伸ばす。そういう風にやりながら常に考える。今よく言うのは、ビデオで追っかけ再生ってありますよね、取りながらでも見ていける。あんな感じで、施術しながら自分のストレッチも合わせてやっていくように、僕はやりながら気をつけてるけどね。

(司会) ハイ、砂口さん
砂口:あのたいしたことじゃないんですけど、この(スピコン)チラシにある地域通貨って。
岡田:これはね、なんかねイベントのブースが例えば有料でアロマやったりヒーリングやったりする時に、なんかここで使う通貨みたいなんがあるらしいんですわ。その通貨みたいなのを300円分くれるって話やと思います。一番下、詳しくはホームページありますんでここ見たら良いし、なんかそこで流通する通貨みたいなのをくれるらしいです。
砂口:先生コンセランは?使ってはります?
若木:僕は使ってない。
岡田:僕使ってます。
砂口:コンセランのことちょっと聞きたいんですけど。私も最近使い始めたんですけど、少しわからないことがあるんですけども、実際膝の痛い方には効果はあるんでしょうか。私今実際携わってるのは90歳のおばあちゃんの方なんですけど、腎臓も肝臓も悪くないのに足だけふくらんでるんですが。
岡田:むくんでるってこと?
砂口:むくんでるんです。で、それをほぐしていくことによって、気持ちよくなって喜ばれるんですけども、常にコンセランを使っても良いものかどうか・・・。
岡田:手術はしてないんですか?
砂口:何もされてません。
岡田:リンパ隔清とかしてないんですね。良いと思うけどね、はっきり断言できないけどね。それはメーカーに聞くのが良いかもしれないし、ただ90歳っていうのは例えば骨密度の問題とか、やっぱり加圧していく時に、例えば胸骨にしても大腿骨にしても言ってしもたら湾曲してるわけやん、微妙なこんな感じで。そこに対して圧加えたらポキンと、いかへんという保証は絶対無いからね、でも90歳っていうのは物理療法、機械療法っていうのはかなりリスク高いなとは思うけどね。でもそれは砂口さんのパワーで治ってるから良いんちゃうの?使わんでええんちゃうの?
若木:手技で治したらええ。
砂口:なかなか硬いんですよ。で、ほぐしてあげてある程度は治って、気持ち良くもなって下さる。その場では楽になって頂けるんですけど、行ったらまた硬くなってる。2週間おきに来るんですけど。
岡田:その90歳の人に機械を使おうという発想はまず僕は持たない。リスクをかけたくないから。例えばうちO脚とかやるけど、30歳ぐらいまでしか矯正はしないから。それ以上はもう矯正しない。ストレッチを中心にするから。当然無理なリスクは、負う必要はないし、私たちがもともと有効無害であればっていう形の仕事の成立やから、コンセラン使わなあかん意味もないし。
砂口:そのはれを取るにはコンセラン使ったらだめかなと・・・。
岡田:だから90歳でしょ。だからしないって。だからそれが例えば30歳であれば、当然むくみとかで来る人の場合はコンセランするけれども、90歳はしない。90歳の人はなでとく。それぐらいしかしない。それこそ気を入れたら良いんちゃいます?
砂口:わかりました。
(司会) コンセランの件なんですけど、リウマチの方とかはどうなんでしょう?
岡田:だから基本的に運動療法も含めてそこに刺激を与えて痛みを発生する場合っていうのは僕はしない。まず痛みっていうのは必ず身体が収縮していくわけやから弛まないと僕は思うから、そういう使い方はしないですね。こんな曲がってるのに無理にこうやるのはやっぱり考え方と反する気がするけど。
砂口:私こんなこと言うたら怒られるかもわからない。リウマチにかかってる方がいらっしゃるんだけど、そうすと指が痛くて曲がらないんです。だからゆっくりゆっくり関節を広げていってあげたら、コキッて言うんです。そしたら指が軽くなって普通どおりに動くようになる。そしたらその方が喜んで帰っていかれるんですけども・・
岡田:それ、砂口さんがしはるんでしょ?
砂口:はい私がします。
岡田:そら全然問題ない。
若木:砂口さんの技が効いてるんですよ。
岡田:マニュピレーションは?
若木:リウマチでもしますよ。
岡田:そやけど近いでってこと。
砂口:近いですか。
岡田:コンセランの意味やから。だから機械っていうのは、押してしまったら勝手に行ってしまうわけやから、何も自分で制御出来ないから。その点手っていうのはその時々に全部軌道修正出来るわけやから、だから例えばお腹にしても背中にしても、みんな機械の手で押すから、最初から決めた圧でぼんって押すから、相手に対応出来てないから痛いとかになるわけ。だから人間がやるのは全然、何歳でもしますよ。ただ機械でリウマチっていう話やから、リスクが大きいんじゃないってこと。

(司会) 他に何かご質問はないでしょうか?
岡田:松野さん何か?
松野:質問ではないんですけどね、あまり両先生方が仲が良くて同じ意見ばっかりで…。
若木:ほんまは仲が悪いんじゃないかって?(笑)
岡田:兄弟兄弟(笑)
松野:違う意見を持ち合わせてらっしゃる部分ってないんですか?
若木:底辺にあるものが一緒なのね。だから施術方法などは違いますよ。
松野:微妙に違うところとか。まぁそれは、それぞれがやってらっしゃるって良いっていうのは認めて、それはそれで良いんですけど。これに対しては僕はこのように思ってる。っていうかなんか激論してほしい。
岡田:だから根本的に一緒やけど、当然やり方は全然違うって言うてるやん。んで、例えば彼は外へすーっと広く行くし、僕は一つのものを、何ていうの?たこと魚の目みたいな感じやから、僕は内部へ、深部へ入っていく感じやから。
若木:授業でよく言うてるみたいに、僕は足の方からやるけど岡田先生はしない。それは違うわね。
岡田:そうやね。高血圧以外は足の方からはしないね。基本的には背部から下ろしていくっていう形やし。根本的にやり方全然違うよな。
若木:違う。
岡田:全然違うと思うけど、根本が一緒やから、入り口を別に、合わす必要ないしな。
若木:極端なこと言うたら、うちのやり方でなくても僕は良いと思う。よそのやってはる先生のことも認めます。その先生のやり方で実際治ってる人がいはるんだから、それは別に何にも否定しない。ただその目指してはるところが同じやなって思う人と、あ、この人は心のことじゃなくて技だけでって言うてはる人とはちょっと合わへんかなって思いますけど。
岡田:普段例えば使う言葉とかカウンセリングの時に使う言葉は、若木さんと一番最初に、ここで色々決める時に約束事っていうのがが3つあったんですね。んで、話をして、僕らが習ってきたこと、何かっていうと一つは、「自然治癒力で治る。」それと「施術はさせて頂くっていうことで、してあげるとかじゃなくて、させて頂く、させてもらいます」っていうことやね。それともう一つは「人をまたがない、足でしない」ってこの3つだけ決めてあとはもうお互いにっていう形で。そんなに細かいこと決めてないからね。
それでお互いにやってて。で、さっき言ったみたいに、今は初級中級はみんなインストラクターがやってくれてるから、それはそれで良いと思うから。細かいことっていうか、一番基本的に人間として大事なことが統一されれば、皆違って良い、違うべきやと思う。だから別にうちに来てる人も全部僕の手技になれとは言わないし、その人の持ってる性格も体格も全部違うから、その人を伸ばしていってあげたいと思う。
例えば力のある人ない人、柔らかい人固い人がいてるし、みんなそれぞれ考え方も違うから、その人の持ってるもの活かさなかったら、意味がないと思う。まして社会生活送ってきてる人っていうのは、その社会生活の色んな苦労とか努力っていうのが基盤になって、その人の整体が出来れば良いと思うから。そういう風に考えていったら別に。違うとこ捜したらいっぱいあるで。知ってもしゃあないと思うけど。

(司会) 今、両先生がお話してくださったんですけど、もとにあるものと行き着くところは一緒っていうことなんですけど、学院の中で初級中級を終わられると上級に皆さん上がられて、卒業される方もいてますし、今実際に学院におられる方も。今ちょっと疑問に思われたかと思うんですけど、若木先生は下から、岡田先生は上から、っていうことを。皆さん学校の中でおる以上は一つの通っていかなければならない道っていうのがあって、認定とか。認定に行かれる方は。そういう風に迷いが出る可能性があると思うんですけど、そこら辺はどうでしょうか。
若木:認定の時はコースに書いてある通り僕も上からしてます。そうしてください。岡田先生にする時は?上か?僕にする時はどっちでも良いです。上からやっても下からやっても仰向けからやってもどっから始めても。君が判断して、僕の今の状態見て良いと思ったらどっから始めても良い。ただし、教習所でもそうですよね、自動車教習所で試験受ける時に一応コースって決められるから。いくら凄いテクニック、A級ライセンスのようなテクニックを持ってたとしてもやったらダメですよね。それは、テストだから、決まりを守らなあかん。受かってしまえば後は何をしようともかまわない、事故さえ起こさなければ。人に喜んで頂いて、それで良いと思うし。
岡田:まぁ、認定っていうのは、その、一つはどれだけ出来てるかということを判定して、足らないとこを補っていくというアドバイスのコースやから、やはり、基本的には全部に対応する手技を見たいというのが当然あるわけやし、それで一つ一つの要求が出来てるかどうかということで、極端に言うたら背中からやろうが40分ずーっと手当てとって、それで、全部主訴とれたって言うんやったら、それはそれでそういうパワー持ってんねんからまぁそれで良いかって思うけど。
ただ、まぁ、上級を授業でずっ〜と見てきて、その人の技量というのは分かる訳やから、まぁ、取りあえずは全部やってもらわないけないなと僕は思うからね。それと、なんでコースっていうのが設定されているかって言うたら、例えばバラバラにやっていくと覚えにくいということがあるので、ここはこういう風にやったほうが基本的な流れが分かりやすいし、実際そうですね、実際治療する時は、基礎コースのこれからやるということはほとんどないからね。
もうそれはその時、その時の、その人の身体が呼んでるところに手を持っていくということが原則やから、ただ、下からやるというのは、基本的には僕は特殊な疾患意外、高血圧とか頭部に何か異常に上がってる人以外はしない。基本的にはしないですね。まず、バックボーン背中やから僕はやっぱり背骨という意味の上ね、別にこの辺からという意味じゃなくて、背骨を中心にまず仙骨と背骨、骨盤と仙骨と縦のこの十字のバランスを捉える形で手を当てて、全体のバランスを取ってみるという形。
だから、あのー、何ていうかな、気の概念も少し違うんやけど、僕はその人の持っている全体の気の流れと滞りっていうのを、出そうとか受けるとかそういうのあんまり思わないから、やっぱり手触った時に、どういうふうに手に伝わる状態、例えば手を動かすことによって、どういう動きを持つかによって、どっちに傾いてるとか、そういうような気の取り方をしていくから。
それはずっと、武道とかやってて間合いとか、そんな形で相手に触れるとか、触った時点でどこに重心が居つくとかそんなん考えてずっとやってきてるから、まっ、そういうふうな取り方もあるけど、まず基本的には背中とか仙骨辺り、この辺がベースやね。そこで全体のバランスやと思うから、そこを触ることによって全体のどこにポイントに行けたら良いかなという、僕はそういう判定をするから。
あの、ただ、認定なんかはやっぱり上からしてもらわなあかんということで、だから基本的には僕は上級は原則的に基礎コースをちゃんと仕上げようと思うし、彼は色んなことを教えてくれるから、そういう意味でもええんちゃうかな思うね。認定は基本的には基本コースを通して全身を見たいと思いますけどね。
若木:部屋掃除すんのに真ん中から先掃いて最後に隅っこやっても、別に隅っこから真ん中やってもどっちでも良いじゃないか、全部綺麗になったら。
岡田:だから、あの、とにかく、色々なものを習って、それは基本コースっていういわゆる身体全部に当たる手と、それと色んなマニュピレーションとか他、うちでやる色んなテクニックを知って、その時に、まぁ、カッコよく言ったら無になって患者さんと対座して何を感じるか、その時に自分が行きたいとこに手が行くという風に考えたら良いんちゃう。
それがたまたま彼が下半身、それは別に良いんちゃう、それはそこのお家の作りとか、例えば若木先生とこの作りとか気のあり方とか、うちの例えば部屋の清め方とか色んなもんで感応していく状態というのは違うから、それはそれでええかなと、それはそれこそ皆さんが自分の中で決めて行かれたら良いなと思うし。
若木:さっきおっしゃってたから、認定の時は、在校生はやはり基本コース、上からやってコースに書いたある通り一応見ます。そのあとは岡田先生がおっしゃったように症状に応じて、僕も別に足からばっかりじゃなくてお腹からやる時もあるし、背中からやる時もあるし色々です。その時に合わして。皆さんもそうされたら良いですよ。
岡田:さっき若木先生言うたように、お腹からも結構しますね。やっぱりお腹緩めたら弛むから、それはやりますね。
若木:結構やるね。
岡田:だからね、問診の時に僕よく言うのは、問診の三要素、見立て・ラポール・リピート。この見立ての部分っていうのはやっぱり話の中でどういう風にやろかと全部イメージしていくから、その中でお腹っていうのも二割あるかないかぐらいやけど、お腹からも結構しますね。まず上向いてもらってお腹ずーっと弛めていって、弛めながら感じるっていうか、状態を把握してっていうのはやりますね。多いことないけど、二割足らずくらいやけどね。
そこは、なんていうの、皆、技術にこだわり過ぎるっていうかな、何をしないといけないじゃなくて、ある程度五年とかは技術磨いて欲しいけど、そっから先は感じるまま手が動くっていうたら大げさな言い方やけど、何となく感じるっていうか、ここ来いワンワン、ここ掘れワンワンみたいに呼びよるから。ある程度、渡辺さん、増水さんみたい長いことやったらそういう感じ持ってると思うけど。ここ掘れワンワンってないですか渡辺さん?
渡辺:うはっ
岡田:時々あるでしょ。
渡辺:いやいや、恐れ多くも。
若木:師匠もよう言うてました「手が呼ぶ」、「指が呼ぶ」って勝手に。例えば一側線押してて、小指が触れたとこ、ここにコリがあったらパッと手がそこに動く。全部がセンサーやから、そらやっぱり年数やけど、なんにも考えんと年数やってもだめ、今日こういう話聴かれた人と聴かれてない人。また話を聴いても受け入れた人と受け入れなかった人、そんなん言うてもとか思ってる人。それはそうやなと思て今後意識される人は変わってきます。按摩さんは50年やっても按摩さんです。肩の凝りほぐすのは人より一流なるかもしれんけどそれはそれだけですよね。だから、どういう意識を持って皆さんがされるかです、ただ単に五年やったから勝手になれるかっていうたらなれない。
岡田:若木先生が言うてんのは、つまり意識の持ち方やね。どういうふうに自分がやることに対して気いれてるかいうこと。で、手が触れる、あるいは、喋る中で相手の心の中、あるいは見えない深い部分に入っていく。だから、凄いセンサーを作り上げて、全身全霊でずーっと受けていくようなやっぱりその、取り組みかたいうか姿勢ですね、その人の。それがすごく大事なんちゃうかな思うんやけどね。
若木:こういう話、聞いた後にね、最後の質問で「先生、膝痛治すのんどうしたら良いですか?」とかね。ほんま、何聞いてたんやみたいな、そらね膝痛に関してのテクニック知りたいのは分からんでもないんやけど、そういう人もおるね。
岡田:よくね、世の中に、膝痛を治す本、なんとかを治す本って書いてあるけど、一方通行の本で治るくらいやったら医者いらんと思うねんね。ただ、ああいうのは本の形していかなきゃならないし、本ていうのはホンマのこと書いてないし、だいたい嘘書いたあるから。って言うか、本の行間をどう見つめて行くかってところやね。この人は何が言いたいってところ、それとやっぱり自分でトライしていって自分で掴まなしゃあないねんね。あの、それは弟子にしても、ほんまに住み込みであっても伝えれるもの、その人の素質、プラス努力っていうのが必要。さっきも言うたけど学校に来て何か習えるわとかじゃなくて、自分が何を習えるかっていうシッカリした目的意識を持たれた人と、そうでない人では5年経ったら変わると思いますよ。

石井:なるほど。意識・気の持ち方っていうのは大事ですね。では、引きつづき質問のほうはどなたかありますか?
白岩:あの、80歳ちょっとまえの人で脳梗塞で左半身まるっきり麻痺で、左手の方ですけど、こういう状態のままで約2年きてるんですけども、ほんであの現在、ストレッチとか揉んだりとか軽擦とか色々やって伸びるのは伸びるようになったんですけども上腕二頭筋がものすごい硬い人なんです、この2ヶ月あまり週に2回以上ずっと続けてやってるんですけども、それに対して何か他に施術のやり方とかあるんでしょうか?
若木:脳梗塞?
白岩:え、脳梗塞で左半身麻痺でこういう状態で2年弱やってて、現在2ヶ月あまりは週2回以上は。で、伸びるのは伸びるんですけど、上腕二頭筋がいくらやっても硬いままになってて。
若木:2年くらいやね、たかが。
白岩:はい。
若木:脳梗塞で2年で、施術して、それが治ったくらいやったらいっぱい来はりますわそういう人、完璧に動くようになったら。うん、ほんでもっと色々必要やねやっぱり、脳やから。前にやった鏡の方法とかも結構有効ですね、思い込みの部分てあるから。ホンマに症状として悪い部分と、その人が特に長くなると脳がもう動かへん、もう動かされへんと思い込んでる部分がありますね。この思い込みを外すテクニックが必要となってくる、そのためにまぁ、何をするか色々ありますけど、いま白岩さんに出来ることはぁ。
岡田:でも2年言ううても発症2年で治療したのは2年ちゃうんやろ?
若木:えっ、治療2年やろ?
白岩:治療、施術は2カ月です。
若木:ああ、治療2カ月!2年ちゃうのん、2カ月?たったの?ふふふ、そんなすぐには無理です。トレーニングをしてもらうとかね。
岡田:いくつくらいの人?
白岩:78か9です。
若木:歳やな。
岡田:あの、やっぱりこうさっきの90歳の人やないけれど、歳いかれて別に歳いくから良いっていうわけじゃないけれども、例えばその人が家の中でのシンボルとしての位置をどう持ってるかってなってくると、例えば私たちは核家族でおとうさん、おじいさんがいないっていう生活の中で、例えば死を見ていくということが無くなった時に、そういうふうに老いていくっていうことを学ぶっていうのもその人の役目かもわからんし、だから、あんまり僕は、そういう場合っていうのは、その人の症状ばっかりじゃなくて、その人のシンボルとしての位置ねそれも考えるけど。
僕は大学の時の先輩のお父さんの治療、脳梗塞のリハビリで80前ぐらいから、7年間ぐらい見てたんですよ、まぁ、最後は亡くなったんですけども。ほんで、一番最初にその先輩に聞いた時は、とにかく施術はさして頂きますけれども、あの、家族で「あかんな」とか言わんといてくださいねとか、それからよくお見舞いとかに来たら皆、意識ないから、影で「社長どうですか?」とか言われた時、社長やねんけど、「いや〜なかなかあきませんわ」とか言わんといてくださいねって約束だけして受けさせてもらったんです。最初は週2回堺の病院に行ってて、それから自宅療養になって、ほんで今度また府立病院に入院してそこに行ってて、最後は週2回自宅に出張行ってました。
病院に行く度に悪くなっていくんですよね。ほんで、在宅でも年に1、2回は肺炎で入院して1、2ヶ月くらい入院して帰ってきたらまた硬くなるんですよね手足が。一番最初は目がじーっとしているけど、手がちょっと動く感じで、筆談が出来たんだけど、最後はほんとに完全硬縮なって、んでー、体位交換も出来ないぐらい完全に折れ曲がったままで、んで、頭の形が変形するし。よくあの、頭骸骨なんか調整する時なんかでも動かんっていうて生理学的にはなってるけれども、そういうのみたら頭って、やっぱりねぇ、動くんやなっていうこと。ただまぁ、通常普通の場合っていうのはもう 0.何ミリっていう単位の調整なんだけども、ああいうの見ると子供が、かたっぽ寝てヘッこむんじゃなくて、大人が頭がヘっこむんやからね。それと当然、頭骸骨というのは動くんやなっと認識したということと、言ったら悪いけど、ほんとに筋と関節がよく分かる。ほんまにこれ、何ていううんかなこの、肩甲骨の烏口突起とかあんなんがね、こっから触れるんやからね、ほんまに良い体験さしてもらったね。 
最後亡くなられたんやけれども。やはり、その方が病院に行ってる間っていうのは、すごい家が寒いねんね、当たり前やねんけれども。だから、いままだその人が元気であって、あの、白岩さんが行けて施術やっていかれたら、若木先生言ったみたいに、まだ2ヶ月やから、これからの可能性を話したりとか、ほんで一番大事なのは本人のモチベーションがどう上がって行くかやね。お任せじゃなくて自分でやっぱり治りたいという意志持ってて、それをどう発動さしていくようなことをどうアドバイス出来るかっていうことがとても大事なことやと僕は思うね。本人の気持ち大事やね。
若木:意識あるんですかその人?
白岩:あ、意識あります。それであの、リハビリもわりとハードにやってるんで筋肉も付いてきて体重も2〜3キロ増えてきて。
若木:ほんならその人は良くなる可能性はありますね、回復する力があるんだから。首と目は柔らかくならないとダメですね、手動かすために。手だけやってるんですか?
白岩:いや、全身です。2時間くらい掛けてやってるんですけど。
若木:首も?
白岩:はい、全身。
若木:うん。
白岩:ただ、あのうつ伏せなれないんで、仰向けだけでしてます。
若木:首とね目とね腹部、結局全部やけど。手動く時って他の筋肉は動かんとここだけで動いてんのか?違うでしょ。どこの部分でもそう考えたらええねん、当然指令は脳から行きます、だから手首全部の調整せなあかんねん。これが断絶して動かへんのか、そん時血液循環が悪いのか。だとすると内臓も関係します。
腰椎でもどこでも、皆さんもちょっとした怪我しただけでも全体歪になってほかの場所が痛くなってきたりしますね。その様に全身関係してるから他の場所に硬縮があるために、手がもしも柔らかくなっても弛まへんのかもわからへん。なんちゅうったって2ヶ月やもん、まだ結果出ない。色々リハビリの方法とかもありますよ、色んな方法あるけど、今言うたからいうて急に出来ないし、また勉強きてください。
岡田:あの、例えば運動、例えば筋肉、骨格筋に行く血液を支配してるのは、脳神経とかがダメになったらかなり回復とかはしにくいと思うねんね。そやけど、以前、以前やったかな多分あの、砂口さんがね、凄く硬い人をずっと押してた、とにかく押してたら何か段々再生していったということ言ってはったね。例えばドーマン法みたいに末梢から脳へ指令、逆指令、バイパス作る方法もあるから、やはりそこを刺激することによって、押して離す押して離す、血液の流れがよくなったらここ自体が育ってきたら変わる可能性もある。でも、2ヶ月やからねこれからやで。
白岩:はい。
若木:具体性にはいっぱいあるんですよ。ドーマン法とか動作法、僕らは知ってますけども、そういうやり方があるねん、ちょっとね、難しいねん。心理面もわからなあかんでしょ、そのことやるためには。
岡田:あのね、もともと救急もされてるんであれやけれども、例えばその人に関わることによって何か勉強ってやりだしたんですか?
白岩:えっ!勉強ですか?!
若木:そんな、驚かんでもハハハハ。
岡田:例えば、僕は漠然と勉強するんじゃなくて、自分が怪我してそこの部位にとか何かきっかけがあった方が分かりやすいから、じゃ、この度のことで脳梗塞に関してはバッチリやって脳梗塞はエキスパートみたいになる、せっかくそのチャンスをもらってるんやから、それには勉強。
若木:脳梗塞の勉強した?
白岩:脳梗塞は〜、ただね、あれ、ものすごく不明確な感じで。救急なんかやったらもう脳梗塞なって半身麻痺なったら、ただもう麻痺とだけしか。もうそれで終わりなんですよ。
若木:いや、でもね。脳梗塞が良くなったというのであれば、別にうちの方法じゃなくても、ツボでも良いですやんか、そういう本を、僕らでもそうです。来てくれはるたびに初めての体験、皆1回1回初めてっていうんがあるんやから必ず。そのたびごとに勉強するんですよ。
岡田:するする。
若木:それがプラスになる、ほんで次来はっても対応する。ほんでまた違う人が来はったそうする。
白岩:それは、実験言うたら悪いけどその人に対しては色々やってます。温冷法?やったりとか。前にテレビで見たんやけども、入浴させて身体を温めた状態で色々やってたらだんだん動くようになってきた。
若木:そうそう、そういうことです。
白岩:そういうのも試しには色々やってるんですけど。
若木:どんどんやってください。良かれと思うことは何でもやったらいい。
岡田:一例体験したら自分のもんになるから。その時にどういう風に自分が取り込んでいくかやね。やっぱりせっかく与えられたチャンスを自分が取り組む、いっぺんに全部せぇ、じゃなくて何かそういう色んなことがきっかけにね。そんでおもしろいことに例えば何か自分が取り組んだことに対して、似た患者さんいっぱい来るねん。しばらく(笑)
若木:そうやな(笑)、それようあるね。
岡田:おもしろい。だからね。
若木:そう考えたらおもしろいやろ?やってる皆さんどうですか?重傷者の方が来れば来るほどおもしろくないですか?おもしろいって言うたら失礼な言い方ですけど楽しくないですか?不安でもあるけども楽しい。勉強になる。毎日毎日ここだけ凝ってるねんってみたいな人ばっかりやってるよりも、やはり違った人が来てくれはったら。それをぜひチャンスとして色んなこと勉強して頂きたいと思います。なんかまとめみたいになっちゃった(笑)

(司会) 他何か質問ありますか?
吉田:若木先生具体的に先程、部屋の浄化とかおっしゃってたんですけど、どんなんされてるのかなぁと、お伺いしても良いですか?
若木:まぁ普通のまず換気ですね。前に言うたけど、塩。前々回かな、研究会の時、塩をまいたり。それこそ院長のおっしゃったありがとう、ここにも貼ってあります、ベッドの下。ありがとうの紙とか貼ってます。調度年末、部屋全体に塩まきます。一年間ご苦労様って、ありがとうって。そういう気持ちですね。それで実際どれだけ効くかわかりませんけどね。波動の水の本読んでもありがとうとかそういう言葉は良い気になりますから。そういうなことはしてます。で、あまり神社仏閣のお札とかは僕は張りません。部屋の中に置きません。そういうものはしません。当たり前な、基本的なことしかしません。ほんでお香。線香は3本立てます、真ん中に。塩と線香とありがとう。
吉田:ありがとうございます。
若木:マイナスイオンを出してもそういうの多少作用あるかも。身体に良いって言われることは結局波動が高まってるっていうことやから、アロマでも良いんですよ、良い香りのするものとか。なんか気持ち良いなって思う状態。部屋に入った時にほこりだらけやったり、くもの巣はってたら、嫌って思うでしょ。当たり前なことしたら良い。お掃除されたり。結婚されてたら、夫婦仲が良いこと、家族の仲が良いこと。特に自宅でされてる場合、家庭の中に不和があるとそれこそ建物全体の波動が落ちますので、何かおかしい。自分が病気してる時とか、体調悪い時ってお客さん減りません?変な人が来たり。そういう人を呼ぶんよね。類が友を呼ぶって。一番大切なのは自分の気持ちやと思う。そこが高まれば自然とお掃除も出来るでしょうし。

(司会) 今のお話について何か?
江頭:病気に、何ていうか今、病気にならない、作らない、って考え方というお話がありましたが、今来られている方はそういったことで悩んでいるかたが多いんですが、病気にならない考え方ってどういうふうにしたら出来るのかと思って。
若木:病気を作らない考え方なんかないけれども。
江頭:その、病気を作らない考え方をどういうふうに作っていけば良いのかなと。
若木:それはカウンセリングテクニックがいるんですよ。難しい。簡単に言うとそんな大変な中でどういう努力をしてるかとか、ちょっとでも良かった時とかを聞く。認めなあかんわね、まずしんどいことを。当たり前やけど。しんどいとか落ち込んでしまうってことをそれはだめじゃないって言ってはダメ。鬱の人励ましたら自殺するのと一緒です。その今されてる大変さっていうのを受け入れてあげる。それを受け入れた上で、そんな大変やのにどういう風に努力されてるか。それがちょっとでもましやったと感じる時とかそういうとこにスポット当てる。ということを今は授業でやってます。授業来てください。
江頭:まだ、そこまで悪くないけど、いづれそうなるんではないかなって悩んでる人は気持ち的にも落ち込んでいってるわけですから、そこから病気を作らない考え方にどうしたらなってもらえるのかなと思って。
若木:それも同意するんです。それさっきのこと地震とか起こったら怖いよね。って一緒に言うたら良い。心配せんでも来ぃひんってて言うたらだめなんです。その人の感情にあわすって言うことが基本中の基本です、カウンセリングでは。その人と同じ目線で見るとわかります。ご自分が例えば今、逆にクライアントやとして、僕に聞きましたよね、それに対して僕が「何しょうもないこと言うてんの。」って言うたらここでもう終わりでしょ。「何江頭さんそんなんやってきたん、何やってきたん今まで。」って言うたらしまいでしょ。
良い気持ちしないですよね。「そういう人来たら大変やわね、そんなん悩んでる人来たらどうしたら良いか困るよね」って僕が同意したら、受け入れやすいでしょ。そういう言い方をする。言うてること分かってる?あんまり分からへんよね(笑)ちょっと難しかったかな?相手の今思ってはる感情を当ててそのまま返したら良い。でもこれちょっと言うてわからないなら勉強来てください。
江頭:そん時はわかってくれるんですけど、次、来た時はまた落ち込んで悩んでたりして。
若木:繰り返したらなんであかんの?っていうことなんですよ。繰り返してしまうのを治さなあかんというのは江頭さんの決めつけなんですよ。そこが問題なんですよ。なんとかしよう、で、その人は繰り返すけどまた江頭さんのとこに来てはるでしょ。それはそれでかまへんねん。おこがましいっていうか、そこを根本的に変えないとだめです。何とかしてあげたいって思うのはセラピストとして当たり前ですけどね、思うのはね。そうじゃなくて、またならはる事実をそのまま受け入れてあげる。
そして、その不安に対して同意してあげて、それを受け入れてから実際具体的なことをやったりするんやけどね色々と。根本的な性格って治らへん。その人の性格やから良い悪いないやん。誰も悪い性格の人なんかいないです。その人なりに精一杯してはんねんから、それをこっちがそうならないようにさそうなんて出来ない。その人自身が気づかないとあかん。だからこっちが寄り添わなあかん。それだけでは漠然としてわかりにくいでしょうけど、具体的なテクニックは勉強に来てください。(笑)
岡田:黒丸先生が例えば前の秋の時に言うてたみたいに、じゃあ例えば黒丸先生死んだらどうなるんですか?って言うたらじゃあ、あなたはどうですか?って聞いて、来たやろ?来てたやろあの時?「私はね死後の世界あると思うんですよ」。と言いはったら、先生は「いや、僕もそうなんですよ。」って言うし、「私は死んだら終わりと思うんです。」っていったら、「実は僕もそうなんです。」って言うって。まぁ適当というかあういうのっていうのは、今若木先生言ったみたいに受け入れる必要あると思うねんね。
ただカウンセリングっていうのは自分が説き伏せる訳じゃないし、やはり話の中で相手の気づきっていうのを待つ自分のゆとりっていうのなかったらあかんから。さっき若木先生が言うたみたいに、江頭さんそういう話よくしてくれるんやけども、一つ僕が思うのは、テクニックとかやり方は当然それで、プラス、これ言っちゃうとあかんかわからんけども、江頭さん自身が変わらんかったらあかんのちゃう。
結局例えばクライアントから相談受けて、その人が会社のこんな人困るんですって言っても、この人と話してる中で結局この人の、この人が変わればここと横の問題との関係性が変わってきたら、世界は変わっていくわけやから、だからあなたと第三者のクライアントがおる時に、やはり江頭さんがそれを受けてしまうような性格やったらあかんで。それは若木先生が言ってたようにテクニックも含めてなかったら、その、来はる人の対応が変わってくると思うんですね。
だから、それは生徒の時から思ってたけど、そういう人ばっかり抱えてはるねんなぁってうのは、やっぱり呼んじゃうねんな。だからまず江頭さん自身が変わっていくことが必要やと思うで。だから相手を変えようと思わずにまず自分が何らかの方法。それこそ色んなトレーニング。田中さんとこのね、青い鳥トレーニングとかね、色んなトレーニングあるから、やっぱり自分が変わっていったら、あなたの周りの波動変わったら、患者さんの層も変わってくるし、そうなったら今度あなたにややこしい人が来ても、それを受け入れたりあるいは対応の仕方がわかるような、今とは一味違う江頭さんになっていけたら一つステップアップしていくと思うけど。
だから、江頭さんが悪いっていう意味じゃなくてなんか、その中で誰かこうなんですよっていう前に、まず自分が一つ何か殻をぽーんと脱げていけるような、それは若木先生の授業でも良いし、他のトレーニングでもなんでもかまへんから、やっていったらクライアントが変わると思うけどね。だから人を変えようとは思わない。過去と人は変わらないからね。未来と自分は変えられるけどね。そんな感じやな。
若木:さっきの類は友を呼ぶって言うたように、ご自分がそうだとそういう人が来られる。
人はそのままでいいんだから、変わる必要もないけど。
岡田:若木先生が言ったみたいに、何を言っても受け入れてあげたら?やっぱりそこが基本、気持ち良いから来はるわけやから、今のままで良いと思うで。そこを江頭さんがどう受け止めるかだけで江頭さん自身の問題やと思うんよね。悪いっていう意味じゃなくてね。だから要するに江頭さんの中には治さなあかんとか、変わって欲しいとか変化してほしいという命題をもちすぎてるわけやから、それに対して起こってる現実とのギャップに対して自分が自己パワーを使ってるわけやから、ほんとに今のままで十分。ただあと受け入れるパワーがあれば良いんちゃうかなと思うけどね。

(司会) 江頭さんどうでしょうか?
江頭:はい、分かりました。
(司会) あともう時間が残り少ないですけど、他に質問のある人はいませんか?
では、最後に僕から両先生方に、今整体師っていうか整体という仕事に関わってて、今現在独立されてやっておられる方、これから整体で食べていこうとしてる方、色々、みんな学院来て頑張ってはりますけれども、今後整体っていうのははどうなっていくかっていうようなコメント。
例えば今国家資格である、柔道整復師、鍼灸師、あんま、指圧、マッサージあります。以前厚生省が、カイロも国家資格にしようとしたことがありましたけど流れました。今後この業界っていうのは、民間資格である整体師という仕事は、どういう方向に進んでいくか、いずれ、国家資格の枠に入っていくのか、この先、整体師として仕事をしていくのに法的に規制とかが掛かるのではないか、大丈夫なのか、何か先生方のコメントがあれば頂きたいんですけど。
若木:ご存知のように僕は東京で、各種療法学校協会っていうのんの理事をしてますし、そこでNPO法人健康手技療法師協会っていうの作って、副理事長もしてます。特に東京の先生方が多いので向こうの情報が入る。カイロや、国家資格化になるものほど危険性があるからなんです。危険性のないものほどなりにくいっていうのと、もっと簡単なもの、リフレなんかはなる可能性あるけれども、でも国家資格にはならないですよ。絶対に鍼灸指圧マッサージ柔道整復師プラス整体とかは絶対ならないです。
今国家資格がやろうとしてることは、手技療法にして、その中に整体とカイロを入れようとしてるわけです。カイロっていう項目を例えば柔整の中に入れてしまおうとしてるわけですね。でも既得権がありますからみんなは大丈夫ですよ、もしもそうなったとしても大丈夫やけど学校が困るだけやねん。学校出来んようになる、そうなったら。整体学院が出来んようになる。でもそれも、まず有り得ない。それは心配ないです。ただし法律にあるように無害有効で他の領域を侵さないということさえやってれば絶対大丈夫ですから、そこの心配はないです。国家資格になるとかそんなんは絶対に有り得ないです。有るとしたら都道府県知事の認可という形は有り得ます。
岡田:なんで皆が資格資格って言うかというと一つ保険扱いたいっていうのがあるわけなんですね。ただ今保険業界っていうのはほんまに国も組合もいっぱいで、一つは介護保出来たっていうのもあって、おととしに社会保険も3割負担になって、もう保険がパンクしかかってる状態。だからそんなところにはまず新規参入できない。で、どんどん今柔整なんかも保険が厳しくなってるんやね。
で、そうなるとメリットないんですね。いわゆる拘束があって、どんどん禁忌症が出たりとか、広告制限とかができる。今は、ものすごい楽な状態で仕事してるんですね。ただじゃあ何が必要かって言うたら「力と思い」。まぁもちろん「力」ってのは、技術ね。腕力ちゃいますよ。技術とこの整体、或いは人に何か良くなって欲しいという志っていうのがものすごく大事やと思うんですね。
それを持ってかつ、私たちは気血動という、他と違うようなアプローチをしてるいうことでこれはすごい強みなんですね。それと総合整体健康指導師って名前は整体がだめってもしなっても、健康指導で食べていけるっていうようなニュアンスを含んでるんです。だから皆さんもう少し自分の考え方を見つめてください。よく質問の中でこれは整体で治りますかね?って聞かれて、その整体っていうのはその人の思う整体は手技って言うことが多いですね。じゃなくて私たち最低限、今皆さんが習ってる段階であっても、心、身、体食べ物をもって総合整体というわけやから、こういうところにコンセプトをもっていくと新しい仕事であると思います。
よく説明するのは医者、歯医者さん、んでいわゆる理学療法士とか柔整とかおって、その下に僕らがおるんじゃなくて、全然違う仕事の僕らはトップなんだって言う。そういう思い自負を持ってね、意識を高めていく。だから当然こういう師会にしてでも、本当にまぁ若木先生はそういう組合にいてはるので、現状をよう知ってはるけど、こういう会のない学校もたくさんあるんですね。で、私たちはこの師会の中で毎年、色んな先生外から来て頂いて、普通の形ではなかなか来て頂けないような帯津先生とかにに来ていただいてますが、なんとなく黒丸先生と仲良しやから来てくれるような形ですよ。小さい、この小さいねんね私たちの会っていうのは、それにしたら良い先生呼んでるんよね。そういうのはすごい今後5年10年経った後、必ず肥やしになって、皆さんも「この学校におってよかったなぁと」思うようになるよ、もちろん僕らも考えてやってるし、そういう風にやっぱり意識、志をどういう風に高く持ってもらうかっていうことが大事です。
技術っていうのは勝手に付いてきます。で、その中の自分の意識とか心の問題っていうは自分が意識をしないとついてこない。でも意識したらちゃんと出来るもんなんです。そういう風に志を高く持ってがんばっていきましょうっていうことでしめさせていただきます。

(司会) 丁度時間となりましたので、平成17年度冬季研究会を終わらせて頂きます。このあと、ちょっと休憩を15分ほどしまして、引き続き、今度は、ほんとにざっくばらんとした形で、世間話程度にここでみんなでお茶を飲みながら、お話、交流を持たれたら良いと思います。みなさんお時間のある方は参加して帰ってくださればと思います。では、15分休憩取ります。お疲れ様でした。

総合整体学院 
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