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大腸がん:食物繊維摂取が極端に少ない女性、発症率は倍以上
---厚労省研究班
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食物繊維を多く摂取しても大腸がん予防には役立たないが、摂取量が極端に少ない女性は大腸がんの危険が約2倍になる恐れがある。厚生労働省の研究班が、8万人規模の追跡調査でこうした結論をまとめ、がん専門の国際学術誌に発表した。
研究班は、95年と98年に全国の40歳以上の男女計約7万8000人にアンケートし、日ごろの食事内容を聞いた。02年まで追跡調査した結果、このうち522人が大腸がんになった。 |
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調査対象者は、ごはんやみそ、キャベツ、ニンジン、納豆などから食物繊維をとっており、1日平均の摂取量は男性約11グラム、女性約13グラムだった。ごはん100グラムは約0・22グラム、納豆100グラムは約6・7グラムの繊維を含む。
1日摂取量で男女を各5グループに分けると、男性ではどのグループも、大腸がんの発症率に大きな差はなかった。 |
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女性もほぼ同様だったが、摂取量が8グラム前後と5グループ中で最少の人たちだけは、発症率がやや高い可能性があるとの分析結果が出た。
そこで、このグループをさらに三つに分けて調べると、摂取量が平均約7グラムと三つの中で最少のグループは、摂取量が19グラム前後と女性全体で最多のグループに比べ、大腸がんの発症率は約2・3倍高くなっていた。 |
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研究班の大谷哲也・群馬大学大学院助手(公衆衛生学)は「食物繊維を多くとっても大腸がんの予防にはならないとの結果だが、糖尿病や心筋梗塞(こうそく)の予防には役立ちそうだとの報告もある。摂取量が極端に少なくならないよう、注意した方がよい」と話している。【高木昭午】 |
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