こんにちは。
少し前ですが、又、テレビの話で気になる事があったので、
少しの間お付き合いを願います。
昔のべ平連の代表で、思想家の小田実さんの特集をNHKでやってました。
思想的には賛否両論あるのでしょうが、それはさておき、
彼は、アメリカを現代の怪物、モンスターと表現し、
何故、日本が手を組むのか?ということで、危惧していた。
そして、「長いものに巻かれながら巻き返す」と言う言葉を出した。
埋もれている日本の素晴らしい部分がたくさんある。
そいうものを見直さなくてはいけない。と。
この言葉に、非常に日本的な考え方が現れている。
カウンセリングのメソッドとしてこういう技法はあるが、
日本では、その何十年も前に、感性の仕事として行なってきている。
テクニックではない。
武道において、相手が攻撃しやすい所を造ってあげる。
“ここに来て”と誘っている。
そしてその攻撃に乗っかってしまい、
相手がしとめたと判断したところで
攻撃の流れをつぶさずに方向を変えて行き、
結果的にこちらの思う方へ相手を動かしている。
私達のように健康に関わる仕事をさせて頂いていると、
西洋的な健康感に限界を感じている方々に求められていることが多い。
そこには、インドや中国を中心とした東洋的な考え方が重要な位置を占めている。
その中では、比較的地味な感じのする日本的なものであるが、
感性の文化として、非常に特徴的であろう。
小田実さんの言った“日本の素晴らしい部分”を持つ物も、
外国で評価されて始めて日本に戻ってきて認められることも多い。
現代の価値観、物の見方、考え方を、
「戦争に負けた時に、天皇制は存続され、
アメリカに侵略、支配はされなかったが、
思想、文化の面では、完全に植民地化されている。」
と言った人もいる。
そんな中、日本的な発想から生まれた整体と言う仕事を考えると、
単純に、接する人の喜びも大事なものであるが、
世界的にも、文化的にも
日本の素晴らしい遺伝子を引継ぐ、
歴史の中の一人として身が引き締まる思いがする。
白藤